暑すぎて頭がおかしくなりそうですね!
自室には多くのウイスキーが眠っているのですが、高額ボトルもあるので24時間エアコン管理にしています。
最近、あまりの忙しさに更新頻度が落ちてしまい申し訳ありません。
さて、今日は「ウイスキー投資用」ボトルの管理方法を解説します。
ポートフォリオの管理
別の記事でも話ましたが、当初「コレ上がるゲーム」をしていたので、上がりそうなボトルを片っ端から購入していました。
最初は、手頃な3千円〜1万円のボトルを収集していました。
「購入する」→「値段が上がる」→「面白いので再び購入」を繰り返し、気づけばダンボール箱10箱近くなり、文字通り「何をどれだけ持っているか分からない状況」に陥りました。
(今は数えたくもない、想像を超える本数に……。)
ついに重い腰を上げて、購入したボトルを全て数えることにしたのです。
こちらが所有ボトルの一部になります。
紙で管理をしていたのですが、パソコンをお持ちでしたら、エクセルやGoogleスプレッドシートで管理するのが良いです。
購入日と数量、購入先など全て入力しておくのがお勧めです。
これで、「いつ、何を、何本買ったか」分かるようになります。
現在の価値と本数を入力すると、大まかな資産の金額も分かります。実際には思うような金額で売却できなかったり、手数料や税金など発生するので確定金額ではありませんが目安になります。
デメリットは「こんなに持ってたのか〜」とショックを受けることになります。ウイスキー投資を長期続けていくと、本数が少しずつ増えていき「何を何本持っているか」本当に分からなくなります。
レシートや購入証明は必須
ここ数年で「偽物ボトル」が市場に流通するようになりました。キャップシールに管理番号が付いているならまだしも、簡素な透明フィルムのボトルも多いです。長期的に保有するのであればなおさらレシートや購入証明があると有利です。
より慎重に管理したい場合は、荷物が届いた日のうちにレシートや納品書と共に写真を撮っておきます。
新型Macbookが何台か買える価格の、ダグラスレインXOPを購入したのですが、キャップシールが信じられないほどにペラペラで衝撃を受けました。
なんというか、日本であれば700円のシャンプー&コンディショナーと同等のキャップシールです。
これ、丁寧に優しくパラフィルム巻いても10年経過したら自然に外れるのでは……?と恐怖心に、購入履歴と共に写真撮影を行いました。
公正証書ではないですが、絶対に購入時のレシートを保管しておいたほうが良いですよ。
汚れを取って状態維持する
個人売買や中古ショップで入手すると、箱やボトルに手垢・汚れていることがあります。これらを放置すると染みやキャップシールの錆につながることがあります。
ラベルが剥がれたり傷つけないように、丁寧に掃除することをお勧めします。手油が付着していたらアルコールウェットティッシュなどで軽く手入れして、パラフィルムで巻けば完了です。
私の場合はラベルがカビないように、ラップで保護して箱はエアキャップで巻いています。荷物梱包用のストレッチフィルムでも代用できます。
究極の管理方法は、食品用の真空パックすることです。オークションでも稀に真空管理している人も見かけます。
最終的な価値に影響する?
もしも、ボトル終売から10〜20年以上経ち、状態が完璧でなおかつレシートが存在する希少ボトルが出てきたら、銘柄関係なくある程度の価値はつくのではないでしょうか?
昨年、海外オークションで1986年に購入した新品未開封のスーパーマリオが7300万円で落札されました。これは大げさな例ですが今後、家電やあらゆるものの新品未開封の価値が少しずつ上昇すると思います。
例えば、今が2040年だとします。
平成中期に販売された「初代iPhone」や「国産ガラケー」、「プレイステーション」に「ウォークマン」。最近、会社倒産してしまった「オンキョーのオーディオ機器」、他にも「ニコン初代デジカメ一眼レフ」などが新品未開封で出てきたら、きっとプレミアム価格がつくと思います。
その時にお金持ちが若かりし頃のアイテムは、尋常じゃないほどの価格が着くことがあります。スーパーマリオもある程度は生産されていたと思いますが、新品未開封が存在しなかったと記事では触れられています。
物投資は、今後増えていく?
私が若かりし頃の2008年、あるカワサキプラザでバイクを見ていると「ゼファー750」の新車が隠れた場所に何台も置かれていました。
直営店ではなかったので、店長=オーナーでした。話を聞くと、「今後価値が上がるから長期間保有する」とキッパリ言っていました。当時は生産終了してから1年しか経っていませんでしたが、問い合わせがすごかったようです。
今では走行距離が3万キロ以上のボロボロ中古車でも150~200万円です。当時60万円程度のバイクが、ボロ改造車でもその値段です。仮に店長が未だに所有していたとしたら、新車未走行で確実に1,000万円は価値がつきます。
ウイスキーを含め、物投資はまだまだ伸びると思います。
今売っているウイスキーも、粘り強く所有し続けたいものですね。私は子供がいませんが、いずれ「受験の夏期講習にXX万円必要だから」と子に言われるまでは利確せずに所有するつもりです……。
免責事項
当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。大量の酒類を個人売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。