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    ウイスキー投資の高額ボトルはいくらまで上がるのか?

    ウイスキー投資情報RBy ウイスキー投資情報R2022年2月7日
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    今から3年ほど前、マッカランのオフィシャル18年が20万円を超えたときに「気が狂ってる」と思いました。
    オークションサイトで20万円を超えたボトルはありましたが、高額ボトルと言うのは基本的に1960年代以前のもので、それこそ本当にマニアが昭和の時代にイギリスから個人輸入したような銘柄が超高額で取引されていました。例えばスプリングバンクの古いボトルやグレンファークラスの角ボトルなど、今では神格化されて聖遺物のような扱いを受けているものです。これらは、そもそも日本での流通量が極めて少なく、当時イギリスから輸入してきた人たちが少しずつ持っていたようなものです。(一部はインポーターが輸入していましたが、国内での販売店は限られていました。)詳しくはスコッチ・オデッセイ―1971黄金の特級時代を想う (もりおか文庫) 文庫 – 2011/1/1 盛岡スコッチハウス (著)という本に詳しく書かれています。

    誰でも買えたウイスキーが投資になった?

    マッカランの18年は、それらの貴重なボトルとは異なり、一般的な輸入食品店でも売られていました。 実は成城石井の洋酒コーナーに、贈答品のような雰囲気でたった1万円弱で販売されていたのです。また三越や伊勢丹といった百貨店でも、少し割高で販売されていました。 その時も2万円を切っていました。
    当時は成城石井でも百貨店でも山崎12年は当たり前で18年、それ以上の長期熟成も普通に在庫してあったので、お先に興味がない人たちも贈答などでこれらを所有していました。 逆にお酒を飲まないけれど、贈答品で取引先からもらってしまった、といった事情でキャビネットに保存してあったウイスキーが20万円以上になることが起こっています。現存している山崎50年なんかも、きっと何らかの事情で入手したけれど飲まずに保管したというものです。
    このように、誰でも入手することができたものが10年・20年前と比べて40~50倍以上の価格で取引されていることもあります。 これは日本だけの特別な事例ではありません。 当時どの国でも販売されていたものが、少しずつ流通量が減っていき、結果的に現在の価格になっています。ですので国によって少しずつ相場こそ違えど極端に安かったり、極端に高いと言う事はありません。

    マッカラン 18年が100万円になる日が来る?

    つい先日、マッカラン30年の青ラベルが100万円を超えました。 数年前まで60万円をウロウロしていましたが、まるでビットコインのように一瞬にして値段が上がってしまいました。
    株式も不動産も、ヴィンテージ感も同じことが言えますが、欲しい人がいる時点で定価というのは関係がないのだということが分かります。 例えばポケモンカードに対して1000万円以上の値段をつけている人がいますが、私は詳しくないですが当時ボックスで5,000円程度ではないのでしょうか。
    このコレクション性が付加されてからは、投機・投資の対象にもなり今から10倍になってもおかしくはありません。 1つの理由は新しく、古いものが出ないと言うことです。 例えば1980年代のマッカランは樽の現存数も限りがあり、流通しているボトルの数も減る一方です。 いわば仮想通貨でいえばロックアップされている状態で、新規に発行されることのない状態になっています。 その上、富裕層の人たちが実際にコルクを開けて飲んでしまうという、バーン(燃やす)も行われています。 ロックアップされている状態で数量が減っていけば、必然的にインフレの状態が作り出されます。

    コレクションの中でもインレフが起こりやすい

    同じようにコレクション性の高く、価値のある骨董品として絵画がありますが、こちらは火災や紛失など特殊な事例がない限り、減っていくと言うものではありません。 ワインやウイスキーと言うのは、それ自体にコレクション性の高い価値がありますが、実際に飲んで楽しむと言う方法もあり、これによってインフレが実現されています。
    ワインと違って、ウイスキーが面白いところは樽で貯蔵されている場合、年間数%ずつ中の原酒が減っていくと言うものです。これをエンジェルズシェアというそうですが、樽材の隙間から水分やアルコールが少しずつ揮発し30年以上の熟成では半分近く減ってしまうこともあるそうです。
    シングルカスクで詰められているボトルは、100本を切っているものもありますが、このように長期熟成させると樽の状態で既にインフレが起こっています。 また、ウイスキー蒸留所にも工業化の波が押し寄せていて、2000年頃からステンレスタンクや蒸留器の制御機械が本格的に導入されているようです。これも昔のボトルの価値が上がる要因です。

    100万円を超えるウイスキーが続出してくるのでは?

    日本は貧乏になり、昔のバブルの時代のように高額の洋酒を買い続ける事は不可能ですが、世界には数多くの富裕層がいて、これからも超高級な洋酒を集め続ける可能性があります。
    こうなると、現在は50万円程度のマッカラン18年もいずれは100万円を越し、現在100万円のマッカラン30年もDRCのワインのように高級車のような価格に突入していくと予想できます。
    今ネット通販や百貨店で販売されている2万円のウイスキーが、10年〜20年後に20万円または50万円を超すような銘柄もおそらく存在しています。宝くじ感覚で挑戦してみるのも面白いですね。

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