SNSで見て驚いたのですが、あるワイン好きの父親が生まれた娘のために、「娘の生まれ年ビンテージ」のワインを買い集めていました。
アルマンルソーやヴォギュエ、ルーミエ、ドメーヌ・ルフレーヴ、コント・ラフォンなどブルゴーニュ名門のワイナリーから、メドック格付け1級のボルドー、右岸のグランクリュなど幅広い高級フランスワインを娘のために購入していました。
ワインにすることで選択肢がある
この父親は本当に優秀な考え方をしているなと感心してしまいました。 例えば今娘のために貯金を始めて、毎月10,000円ずつ貯金箱に入れるよりも、このように今後確実に価値が上がっていくワインに投資して現物で残してあげたほうが、将来娘が大人になったときに選択肢が広がります。
娘が20歳になってからプレゼントするようですが、もしワインに全く興味がなかったらそれらを売却して学費にするなり好きなものを買うなり使えば良いと語っていました。 確かにその通りで、いくら自分の生まれ年のヴィンテージであっても、お酒に興味がなかったり、ワインに関心がなければただのものでしかありません。
とは言え今から20年後になれば、それらは今よりもさらに高い価値が見込めますので、好きだったら家族で飲むこともできると言う選択肢は考え方が豊かだと思います。
子供の生まれ年ウイスキー集めも?
その方はワインが専門でしたが、ウイスキーの場合でも似たようなことができます。年数表記があるものは、生まれ歳を揃えることによって子供が20歳を超えたときにプレゼントすることができます。
私は父親からそのようなプレゼントは全くなかったので、自分自身で当時売られていた山崎オーナーズカスク1983を購入しましたが、そのまま保管しておいたため正真正銘の『価値のあるプレゼント』になってしまいました。
もし子供が興味がなければ売却すれば良い話なので、 いつか大人になる子供のためにコツコツ少し集めてあげると言うのも面白いかもしれませんね。