アストンマーティンがデザインした近未来的な船と、ボウモアで最も古いウィスキーのひとつが融合し、過去と現在が出会う。
ボウモア蒸留所は今までも「ボウモア マスターズ セレクション」などアストンマーチンとのコラボレーションボトルを発売してきましたが、今回は新しいシリーズ「ARC-52」を発表しました。
2019年より共同で商品開発をしていて、2020年には約700万円の『Black Bowmore DB5 1964』をリリースしています。マッカランと同じように、ウイスキー業界でのプレミアムレンジを確立するためか、高額価格帯を続々とリリースしています。
今後もこのような富裕層向けのボトルを発売していきそうです。
中国市場は発売予定ですが、日本には正規輸入はされないようです。
スコッチウイスキー全般もアジアでは、日本から中国に比重を置き、シフトしていくかもしれません。
アメリカンオークホグスヘッド50%とヨーロピアンオークバット50%の2つのカスクスタイルで52年間熟成されたこのシングルモルトは、疑いようのない複雑さを約束しますが、これらの個々のスタイルを等分にまとめることによって完璧なバランスを保っています。ハーブや薬草の香りに、エキゾチックフルーツ、プラリネ、バタースコッチなどの香りが加わってクレッシェンドし、時代を超えてボウモアのクラシックなキャラクターを捉えています。
バニラとカスタードクリームのクリーミーでフルーティーなアロマは、ピーチ、洋ナシ、キンカン、マンダリン、グアバのヒントとフレッシュミントとユーカリのハーブのノートと慎重にバランスを取っています。口に含むと、グリーングレープ、ピーチメルバ、クレメンタイン、ライムの皮の風味が、アーモンドとヘーゼルナッツのナッツの香りとともになめらかに溶け合い、タバコの葉からピートアッシュとバターの風味がほのかに広がります。
ARC-52は、新しいインスピレーション・シリーズの第一弾として、英国、ドイツ、オランダ、米国、カナダ、中国、シンガポール、Global Travel Retailなどの主要なグローバル市場で、2022年晩夏から希望小売価格75000米ドル(消費税別)で、わずか100個のデカンタが発売されます。
出典元:https://www.luxurylifestylemag.co.uk/food-and-drink/bowmore-releases-arc-52-with-aston-martin-and-heres-a-first-look/