某ジャーナリストと、某日本人コレクターが選抜したカスクのようです。
相場に私情を挟みすぎては良くないのですが、今までの「あかし」は不味かったです。
海外原酒を、あたかも国産のようにして売っていたのが気に入らなかったのですが実際にまずく、検索のサジェストでも上位に出てくるほどです。
私は1本10万円以上するウイスキーも飲みますが、1本2千円の「バランタイン12年」も十分に美味しくクオリティが高いと思っています。ワインも5万円以上のクロ・ド・ヴージョを飲んだ翌日に、冷えた1,200円の勝沼甲州を飲んで感動します。
美味しいというのは価格だけではなく、その価格帯でどれだけ納得できる味わいかというのも関係するのではないでしょうか。
近年の国産ウイスキーは、名前や宣伝ばかり立派で、定価1万円(実売価格3万円)でもたったの3年熟成の、中身のないウイスキーが多すぎます。
一概に熟成年月が長ければ美味しいというわけでなく、ブルイックラディ蒸留所のオクトモアのようにたった5年の熟成期間でも感銘を受けるほど美味しいウイスキーも存在します。
日本ウイスキーがブームのうちに、次々販売して新製品を出し続ける姿勢が、ウイスキーの本質から逸脱しているようにさえ感じることがあります。
さて、脱線して文句を言ってすっきりしたので、チャートに移ります。
2022年6月3日の初動は81,800円、そこから何件か6万円超えで落札されて下落トレンドに、現在は31,500円を底値としてサポートラインが形成されています。
ただし今後、市場への流通本数が増えた場合は割りそうな雰囲気もあります。
全て揃えてコレクションしたければ、それでも良いですし、単純に転売目的であれば誰よりもいち早く売却するのがコツとしか言いようがありません。参考にどうぞ。