希望小売価格(税別)15,000円のマッカランクラシックカット2018年がついに7万円にまで高騰してしまいました。
『マッカラン カスクストレングス』の終売に伴い、新製品としてリリースされた『クラシックカット』 ついに3年前のボトルが7万円まで上昇してしまいました。
実は、私が以前執筆した記事で「このマッカラン・クラシックカットは値段が上がらない」と間違った予想をしてしまいました。 そして私自身、このボトルを1本も所有していません。
カスクストレングスは何本か所有していて、実際に5本以上も愛飲していたのですが味が落ちたクラシックカットの品質に納得ができずに、購入に至りませんでした。 考え方が老害になっていますが、どうやらマッカランのブランドであれば味がどんなものであっても値段が上昇する構造になっているようです。
ネームバリューがあればどんなモノでも値上がりする?
先日の記事で、ドンペリの値段が上昇したと紹介しましたが、同じようにどんな味わいでも希少性とネームバリューがあれば上がるということを実感しました。
ここで見落とされているものがありますが、ボトラーズのマッカランは5年前と同じ値段で売られているものもあります。オフィシャルボトルが2倍から3倍に値上がりしている中、据え置きで販売されているボトラーズのものはお買い得かもしれません。
例えば1989年蒸留、2013年ボトリングの24年熟成マッカラン。
人気のダークシェリーではないので、セカンドフィルかサードフィルのような色合いです。
このようなマッカランであれば、貴重な80年代のものでも現在は7万円以下で入手することができます。
もしクラシックカットとこちらのマッカランをどちらかもらえるとしたら、迷わずに後者を選択します。 このように、現行の商品と比べて非常にお買い得な昔のボトルが流通しているので、無理して現行を買うのであれば、バックビンテージを狙うのもおすすめです。