2014年9月30日に発売した、ニッカ最長熟成のウイスキー「ザ・ニッカ40年」が約120万円で落札されました。このウイスキーは、最古の原酒である「1945年の余市蒸溜所モルト」と、「1969年の宮城峡蒸溜所モルト」といういずれも40年を越える長期熟成原酒を一部使用したニッカ史上最高傑作となるプレミアム・ブレンデッドウイスキーになります。
発売当初は税別で50万円でしたが、正直な印象としてはまだまだ手頃な価格に感じます。山崎25年は約10万円だったものが現在120万円以上になっています。グレーンが混ざっているブレンデッドウイスキーのためやや低い取引価格なのでしょうか。
チャートを見ると発売当初は、58万円というややプレミアム価格で取引されています。2015年3月には40万円まで下落、そのあとも弱気相場に入り2017年07月には最安値の28万5千円をマーク、東京都内限定でしたがタイミングが悪く定価から半額近い価格でした。
2018年からは強気相場に入り、2019年に85万円をマーク。もみ合いをして今回の高値更新となりました。販売数量がわずか700本という少数生産で、最古の原酒を使っていることから今後リリースの見込みは薄いですし、次回もし発売したとしても桁が違う価格となりそうです。
某遊園地株の最低購入代金より安いので、1本所有して家宝にするのも良さそうですね!
以下は公式プレスリリースより引用して掲載します。
「ザ・ニッカ40年」は、ニッカウヰスキー(株)に現存する最古の原酒である、1945年の余市蒸溜所モルトと、1969年の宮城峡蒸溜所モルトといういずれも40年を越える長期熟成原酒を一部使用したニッカ史上最高傑作となるプレミアム・ブレンデッドウイスキーです。
大胆にカッティングしたボトルで、重なり合う着物の衿もとをイメージし、複数のモルトとグレーンが重なり合って誕生したブレンデッドウイスキーであることを表現しました。キャップはウイスキー樽を使用しており、江戸彫り(※5)の伝統工芸の技法を使用しています。ボトル中央にある金のエンブレムは、二頭の狛犬が向かい合い、中央に兜がデザインされています。このデザインは竹鶴政孝が自ら考案し、ニッカ第一号ウイスキー「ニッカウヰスキー」のラベルにも配された由緒あるものです。
「ザ・ニッカ40年」については、特製の化粧箱にオリジナルデザインのクリスタルグラスと冊子をセットアップしました。
出典:https://www.asahibeer.co.jp/news/2014/0926_2.html
【商品概要】
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