これは100%気にしたほうがいいです。 日本の市場では気にしないで取引していても、海外市場では価格に違いがあるためです。
最初のバッチが優れている傾向にある
このバッチと言う概念は、カスクストレングスなどリリースするタイミングによって味が違うので、バッチと言う番号で管理するものです。 ラガヴーリン、グレンドロナック等も有名ですが、よく見かけるのはマッカランのレアカスクです。
これは2015年に最初にリリースされた時は、ノーバッチといって番号がありませんでした。 きっとこの1階限りで発売を終了してしまおうと考えていたためでしょう。 ところがこの何年も販売を続けられて、樽が変更になるたびにバッチが変更になりました。
シングルカスクではないので、複数の樽が使用されていますがそれでも何千本かボトリングすると次回は同じ味が再現できなくなってしまいます。 つまりバッチによって同じ銘柄のウイスキーでも味が異なると言うことです。そして大体の場合は最初のバッチが最も味が優れていて、取引額が高いのが特徴です。
そのため新しいバッチと古いバッチが同じ金額で売られていたならば、基本的には古い方を選んでおけば間違いないと思います。
すべてのバッチを揃えると言うのが理想
最も理想的な集め方と言うのは、バッチによってのシリーズすべてを揃えてしまうと言うことです。 例えば毎年更新されたとして1から10までバッチが存在したとしたら、それらを2本ずつ毎年購入すると言う方法です。 これを毎年コツコツ買い集めたいる人が少なく、シリーズで揃ってオークションに出品される事はほとんどありません。そのためそのシリーズが発売終了してから、揃って全て出てくると新品側からは考えられないようなプレミアがついて売却されるケースがあります。
もしバッチが付いているウイスキーを投資の対象として収集するのであれば、なるべくまんべんなく揃うように意識すると、価値が上がると思います。参考にしてみてください。
マッカランのバッチは海外では値段が違う
Whiskybaseなんかの 海外ウィスキー情報サイトを見ていると、バッチによって取引額が全く異なることがわかります。 レビューの点数なども違うので、実際に飲んでいる人の感想を参考にして、また取引価格の違いを見ながら自分自身が購入する罰を検討するのがお勧めです。