2018年までたった5,000円で購入できた『スプリングバンク10年』が値上がりを続け、15,000円程度で売買されています。 この値段高騰の理由ですが、生産本数が少ないと言うのと中国市場が買い占めに加算しているという話を聞きます。
出典:http://springbank.scot/whisky/
スプリングバンクはウイスキー投資として最適?
個人的にはスプリングバンクは、今から始めるとして最適だと思います。その理由はマッカランほど有名では無いものの、今後緩やかに昔のボトルが上昇する可能性があるからです。
また海外相場を見ると、まだそれほど値段が上がって来てはいません。 例えばWhiskiesBaseを見ると一番安いのはイタリアの取扱店で58ユーロ(約7,600円)で販売されています。
確かに数年前と比べると世界的にも値段が上がっていますが、当時からまだ1.5倍もしくは2倍程度しか上昇していない状態ですので、これに目をつけて投資する人がいたらさらに値段が上がっていく可能性があります。
私自身20年以上ウイスキーを飲んでいますが、この銘柄はちょっとしたバーであればどこでも置いてあるもので、一本5000円相当が妥当だと思えた味わいでした。少し高級なグレンリヴェット程度に考えている人が多かったです。
私の場合はそれほどこちらのボトルを熱心に集めているわけではなく、スプリングバンクの陶器ボトルを数本所有しているだけです。 購入当時は9000円程度で売買されていましたが、現在相場をチェックしてみると30,000円近くなっているものも含まれています。 ついでに購入したつもりのものが、ここまで上がっていると言うのは本当に驚きです。
このキャンベルタウンと言う地域自体、それほど蒸留所が過密になっている場所ではありません。 スペイサイドやハイランドに集中しているので、 見落とされがちなエリアかもしれませんね。
スプリングバンク以外にはキルケラン、グレンスコシア、ヘーゼルバーン、ロングロウと 別にも蒸留所がありますが、こちらも中には希少なボトルでほとんど日本に流通していないものもあります。グレンスコシアなんかは、 現在でもまだ購入できるので、スプリングバンクが今後ももし供給量が少ないと考えるのであれば、こちらのグレンスコシアを投資してみると言うのもありかもしれません。
ウイスキー投資でグレンスコシアも上がる?
正直私はスペインサイドやハイランド、アイラ、アイランズが投資先のボトル選定で多いです。ですので、スプリングバンクとグレンスコシアの違いをぱっと思い出すことができないのですが、グレンスコシア10年が現在5,500円で販売されているので、このボトルを試しに買ってみるというのもありですね。
こんな雑なアドバイスをするとウイスキーマニアから怒られてしまいますが、1つの蒸留所が人気になるとその周辺のエリアも上がりやすいと言うのが定説です。 ワインの生産地なんかは特に、有名な生産者が作っている隣はまったくの無名な人であっても値段がつきやすくなります。
今度しっかり飲んでみて感想を反映してみたいと思います。