数多くのマッカランを飲んできましたが、現在の高騰は味わいに見合っていません。
写真にある「マッカラン エディション No,1」は2015年に1万5千円で5本購入しましたが、1本は好奇心で抜栓して飲みました。あまり美味しくないので、手土産で友人のプレゼントとしてあげてしまい残量は1本です。
なんと!今の海外相場では1本70万円で売っているショップもあるほどです。国内のオークションでも35万円程度という高値を推移しています。5本残っていたら、200万円以上になっていた可能性があります。ずいぶんと羽振りの良いことをしてしまったと後悔しています。
他にも当時、何本も飲んだ8,000円のマッカラン・カスクストレングスは今では25万円。こちらは確かに美味しいのですが、せいぜい3~4万円の味わいでしかありません。20万円以上というのは信じられません。
DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)のロマネ・コンティを飲んだことのある知人がいうに、普通に美味しいけどそこまで感動はないといいます。
1990年代まで日本では10万円を切っていましたが、今では300万円以上で取り引きされています。これもまた、せいぜい10~20万円の感動が適正ではないでしょうか。
現在過熱しているマッカランのオールドボトルも、当時1万円のものが10万円、20万円以上になっていますが、同じようにソコソコ美味しいというものばかりです。確かに現行品とは比較にならない質感ですが、それでも10倍以上を支払いたいかというと悩みます。
これからの時代、希少性だけで判断されて実際の味わいとは乖離した金額で取り引きされる可能性があります。国産ウイスキーもたった3年熟成の不味いボトルにも、5万、10万円と支払う人がいるほどです。
好奇心で空けてしまうと価値がなくなってしまうので、高額ボトルは慎重に開けることをおすすめします。
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当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。
ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。
利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。
大量の酒類を売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。
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