https://www.whiskyinvestdirect.com/
樽のウイスキー投資
WhiskyInvestDirectという会社が英国では有名です。2015年にスタートした同社では、個人投資家がウイスキーを樽のまま売買できるようになりました。すでに同社では約3500人のユーザーが7万樽以上とボトル換算では2900万本分を所有しています。口座の規模は700ポンド(約10万円)から750,000ポンド(1億円以上)までと幅広い金額です。
好きな機関所有できて、このサイトでは売却したり購入したり、個人売買としてメルカリやYahoo!オークションと同じように取引が可能になっています。 平均的な利益は、諸経費を除いたあとでも現時点で毎年10%以上を達成しているようです。 日本国内の不動産投資は、賃貸であれば利回りが税引き後で3%ほどが主流ですので、かなり良い利回りとなっています。 国内での不動産の場合は税引き後10%の利回りはかなり珍しく、特殊な物件となります。
私自身、スコットランドに樽を所有していますが、この会社を利用しているわけではないので、具体的にどのような法律で売買しているかというのは知りません。 ただし、蒸留所の貯蔵庫にある状態で売買されていて、蒸留所が正式に証明している書類を発行してもらえると言うのであれば、仮にこの会社が倒産したとしても所有者は影響を受けることがなく、貯蔵したりボトリングしたり、所有権の売買ができると思います。
英国国内に居住権があるかどうかや、国内に口座を持っているかなど諸条件があると思いますが、本格的に始めるのであればこのようなサイトを利用するのも良いかもしれません。 英国の法律上ではウイスキーはボトリングするときに税金が発生するので、保管庫にある分には税金がまだ発生しません。ですので詰める前に売ってしまうと言う手法もあります。
このサイトには過去のチャートや現在の四半期ごとの取引金額が掲載されています。 例えばカリラ蒸留所のページを開いてみて、2020年の1期目のチャートを確認してみましょう。ウイスキーの年数(年)と1日の平均取引価格(ポンド/LPA)がチャートになっていますが、 なんと信じられないことに短期間に取引金額が跳ね上がっていることがわかります。例えば2019年に300,000円相当仕入れた人がいたとしたら、この時点で売却すれば800,000円相当になっていると言うことがわかります。
取引手数料や、英国国内での税法上の事情と言うのは詳しく知りませんが差し引いたとしてもある程度まとまった利益が出ているとわかります。 短期的にみてもこれだけの利益がある場合は、そのまま10年以上保管していた場合は信じられないほどの収益をもたらす場合があります。今後調べてみてみる価値もありますね。