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    ウイスキー投資では、液面レベル低下したボトルをどこまで許容するか

    ウイスキー投資情報RBy ウイスキー投資情報R2022年2月5日
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    「Below Shoulder」「Middle shoulder」「Base of neck」
    「Base of shoulder」「Upper Shoulder」「Into neck」「Upper neck」

    Base of ceckから状態が怪しい

    保管状態が良好あればInto neckに液面が収まっています。 通常ボトルにウイスキーを詰めたばかりであればInto neckの位置に液体が来ています。 ボトルに液体を詰める作業によっても、少しだけ前後することがあり± 1センチ程度であれば誤差の範囲となります。 たとえ同じシングルカスクウイスキーを5本購入しても、液面が少し違うことがありますが、手作業(ハンドフィル)で詰められたために差が起こるようです。
    オールドボトルを収集しているマニアは、アッパーショルダー以下のボトルを躊躇せずに購入していますが、個人的にはカスクストレングスのハイプルーフで無い限り警戒してしまいます。例え60度近いアルコール度数だとしても、本来意図する味わいから変わってしまっている確立も十分あります。
    液面を判断するときに時代を考慮します。1960~1970年にボトリングされたウイスキーが液面低いのは仕方ないことです。それほど古いと多少なりとも液面が低いほうが信頼できます。逆に50年前なのにアッパーネックだと偽物では?と警戒する要因になります。
    日本国内で流通している中古のウイスキーと言うのは、想像以上に状態が悪いものがたくさんあります。ひどいと1990年代のミドルショルダーのボトルを「新品」として販売しています。 それほど時間が経っていないにもかかわらず、ボトルの液面が低いと言うのは保管状態が悪いということを証明しています。 直射日光が当たっている環境に保管されていたり、高温と低温を繰り返す環境に置かれていると、たった10年でも液面が減っていることがあります。
    賛否両論ありますが、個人的には2000年以降に詰められたボトルは、ベースネック以上でないと絶対に購入しません。貴重なグレンリベットの1980年以前のオールドボトルに関しては、ミドルショルダーで購入したことがあります。 他の数多くの出品されている同一ボトルを見ても、コルクの関係からか同程度の液面になっていました。購入する際は、国内外の同じ年代の蒸留所のボトルを見て判断するのもひとつです。

    ウイスキーが濁っていても大丈夫?

    日本で流通している多くのウイスキーは、チルフィルタードとって濾過して透明度を高めています。 樽出しのままのウイスキーは、不純物が多く少し寒い環境に保管するだけで中が濁ってしまいます。輸送中や販売中に濁ってしまうとそのまま商品として売るのは難しくなってしまうので、ほとんどのウイスキーはろ過をして販売しています。
    ろ過をすると、たとえ冷蔵庫に入れたとしても冷凍庫に入れたとしてもウイスキーが濁らないようになります。 ではなぜ非濾過のウイスキーが売られているかと言うと、この不純物の中に旨味や香気を形成する成分が入ってると言われるからです。 そのため希少なウイスキーや高額なウイスキーの中には、非濾過のまま販売されるものがあります。

    ウイスキー投資に向かないボトル

    安全なのが、未開封ウイスキーのボトルの底に少し粒のような沈殿物がある場合です。樽の成分や結晶化したものが沈殿していることが多いです。 次に少し冷えているときは濁っているように見えるけれど、温度が上がると濁りが透明になるものです。これは先程いったように濾過していないため現象が起こりますが、そこまで強く気にする事はありません。
    問題なのか温度が上がっても濁りが消えない場合です。この場合は液面低下でアルコール度数が下がってしまい、中に雑菌が繁殖したり変質している可能性があります。 ご存知の通り水よりもアルコールの方が揮発しやすいので、保管環境が悪かったりコルクの状態が悪く乾燥していると、中のアルコールが先に蒸発して雑菌が繁殖することがあります。 飲めないどころか全く価値のないウイスキーですので、売却するのも難しくなります。
    購入する際にもう一つ大切なチェックポイントがあります。ラベルやエチケットの一部にシミができている場合は、注意深くそれを観察してください。 もしそれがウイスキーの色合いと同じであったなら、ボトルが保管状態が悪くコルクから吹いてしまい付着した可能性があります。 このようなボトルは基本的に痛んでいて味が変わっている可能性が高いので、購入しないことをお勧めします。
    液面低下は本来の味わいが異なったり、傷んでしまい価値がなくなることもあります。 中古のウィスキーを購入する際は確実にこの液面とラベルの汚れをチェックして問題がないか判断してください。
    また新品でボトルを購入したら、すぐさまパラフィルムでキャップ全体を覆い、中の液体が揮発しないように日の当たらない温度変化の少ない場所で保管してください。
     

    ウイスキー投資 液面低下
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