ウイスキー投資は、たったの3千円から始められます。
これ以下の金額になるとリターンを出すのが難しいですが、多くのボトルは3万円から1万円あれば購入できます。
ウイスキー投資で2980円が10万円に?
2000年頃から流通していて、特売で2980円で販売されていたボトルがあります。
2007年まで楽天市場で4000円で売られていた銘柄の名前は、「マッカラン 7年」これが現在ではオークションで8万円以上で取引されていて今や10万円を越しそうな勢いになっています。
15年放置しておくだけで1980円が10万円に化けるというのも面白いです。 ウイスキーと投資と言うのは何も、高価な樽を買わなくても、スーパーで売られているボトルを1本買ってサランラップを巻いて店に置いておくだけでも参加できる簡単な投資方法です。
人気の山崎や白州、響、竹鶴も2010年当時は5千円以下のボトルが、今ではオールドボトルとして10倍以上の価格で取引されています。 このように、人気が出るボトルと言うのを予想できた場合は、大きなリターンを得ることができます。
普段飲んでいるようなウイスキーでも値段が上がる場合があります。仮想通貨と違って、価値が下がっても実物がなくなってしまうわけではないので、思ったように値段がわからないとしても自分の好きなウイスキーであればそのまま開封して飲んでしまえば、当時払った金額分の対価は得ることができます。
1本2万円程度のボトルが化けやすい
とは言っても、上記の例は極端な例で今から同じように3,000円のウイスキーが30倍になるかと言ったら、かなり慎重に銘柄を選ばなければなりません。 一番価値が上がりやすい価格帯は2~5万円の高級なシリーズです。
この価格帯になると生産量が限られていて、年数表記があり長期熟成であることが多いからです。一例では、「2000年に樽に入れられて、2020年にボトリングされたウイスキーが150本限定で販売される」といった感じです。そうするとその蒸留所の人気が後から上昇した場合、このような限定ボトルは価格が急激に上がりやすい傾向にあります。
生産量が少なければ少ないほど値段が上がりやすいので、もし本格的にウイスキー投資をするのであれば、生産量の少ないものを狙っていくのがコツです。
1万円のボトルを10本購入するのと、10万円のボトルを1本購入するのであれば、基本的には前者を選ぶ方がリスクが低く、上昇するリスクがあります。これは買い方は個別株と同じで、1つだけ超高額なものを購入すると上がらなかった場合それで終わってしまいますが、バランスよく様々なものを買うことによって分散投資することが可能です。 ただし、成長が見込まれる蒸留所に関しては、高額なボトルを1本買っておいた方が後から利益が生まれると言うこともあります。実例では山崎50年は100万円で販売されていて、当時過剰在庫でヤフオクに80万円程度で売約されていました。今では当時の中古品がネットショップで5000万円で販売されています。
手ごろなものを多数購入するのか、高額なものを少し購入するのかは、自分自身のスタイルに合わせて選択してみてください。