株式投資と同じように、ウイスキー投資を始めて大切なのが、購入したものが値上がりしたり値下がりして一喜一憂してはいけないと言うことです。
最も大切なのが、これだと決めた銘柄があったら保管をして買ったことを忘れることです。
せっかちなウイスキー転売屋
最近の転売屋を見ると、新製品に飛びついてネットショップや自店舗で買い集め、翌日にはメルカリやヤフオクで利ざやを乗せた金額で出品をしています。 SNSでは転売や嫌われているため、どれくらい利益が出たか喜びのツイートと言うのはなかなか見ませんが、内心たった1日で2000円儲かったなどと喜んでいるのではないでしょうか。
今では参加者が売れすぎて、限定のウィスキーが出ても半分以上が転売屋に狙われていると言うこともあります。彼らが見落としてるのは、そのウイスキーがもし本当においしい価値がある1本だった場合です。 本当は美味しくて価値があるボトルなのに、同業者の転売屋が増えすぎて早くさばきたいために、購入金額よりも安い金額で出品している人も見かけます。
最近の転売屋の特徴としては、損切りが早いと言うのもありますね。
10年スパンでのんびり行こう
実はウイスキー転売と言うのは2010年頃から存在していました。当時からジャパニーズウイスキーも一部転売の対象になっていましたが、もっぱらマッカランやボウモアのような希少なボトルが狙われていました。
この頃からヤフーオークションをウォッチしていたのですが、当時買い占められて転売されたボトルのほとんどが現在では5倍以上の金額で取引されています。2010年に転売で1万円を1万2千円にするなら、放置して5万円にした方がお得ではないでしょうか。
オークションで慌てて売ったお金を、銀行で貯金しておき年利0.002%で預けるなら、10年で500%つまり複利で計算しても年利16%になったわけです。その5万円のボトルをさらに10年保管すれば更に上昇する可能性もあります。
株式投資も、仮想通貨投資も最近はじめた初心者は利益が少し出たり、損が少し出るとすぐに利確してしまう傾向にあります。 もしウイスキー投資をするのであれば、中に入ってる年数と同じ位所有する覚悟でのんびり待つのが成功する秘訣です。