とてもわかりやすいサイトを発見しましたので紹介します。三井住友銀行の運営する「みらいのおかねガイド」というものです。
物価が上昇すると、同じ金額で買えるモノの量が少なくなってしまうので、お金の価値が目減りしていることになります。例えば100円分の小麦粉を買おうとするとき、買える量は2004年だと約0.5kgであるのに対し、2014年では約0.4gに。約2割減少しています。このことからもお金の価値が目減りしていることがわかります。
出典:https://www.smbc.co.jp/kojin/special/moneyguide/asset-management/column/002/
イラストを見ればわかるとおり、「100円で買えるものの量が減ってる」 つまり100円の価値が下がっていると言うことになります。 日本は長期的なデフレ経済を脱却しようと、日銀が金融政策で物価インフレ2%を目標にしています。
このサイトでは、 仮に物価の上昇が年間に3%だった場合の金融資産の実質的な目減りを紹介しています。 現時点で1000万円の貯金がある人は、 そのまま現金で預金していた場合は553万円にまで目減りしてしまいます。 これは預けたお金が減ると言うわけではなく、食品からサービス、自動車、家電、税金、保険料など様々なものの値段が上がってしまうため、 実質的に換算するとこの程度の価値が下がってしまうと言うグラフです。
複数の分散投資がオススメ
私自身、国内株、外国株、仮想通貨など様々な分野に分けて投資しています。 これは1つが下がったとしても、他のものが上がれば補えるリスク分散になります。
ただ国内株は今後日本の経済がどうなるか見通しがつきませんし、外国株も今回の米国のFBRの金融引き締めによるインフレ対策で株価が急落しています。 どちらも長期的に積み立てれば、これらの影響を緩和できますが、仮に近隣諸外国が戦争などを起こした場合どうなるか分かりません。
事実、香港が一国二制度から中国の支配下に置き換わり、言論統制が取れるようになりました。 経済大国でしたが今後は中国の一党独裁制によって管理されることとなります。 このことにより最も恐れているのは台湾です。経済的にも自立していて、親日国であると言うことで有名ですが、中国は次に台湾を狙っています。 連日ニュースでも放送されていますが、 いつ何が起きてもおかしくない状態です。
手に取れる現物は有事にも強い
このことから、私自身は債券や株式に100%投資というのも危険だと思いました。 有事の際には、現在保有している株価がどうなるかは全く想像もつきませんし、経済活動が現在よりも低迷する可能性も考えられます。 そういった際に価値があるのが「金地金」です。 有事の歳には手元にある超現物が強いということです。
また、その一環としてハイパーインフレやスタグフレーション、有事に強い洋酒投資を始めました。
資金を分散する際の1つの方法として皆さんも活用してみてください。