初めうちは何本か購入して適当に放置していましたが、本格的に収集しているうちに、効率の良い作業方法が分かって来ました。
長期保管したいと思ったウイスキーを購入し、到着したらExcelに取得価格の単価と数量、購入先を入力。 それが終わったら早速検品をして、破損がないかチェックして、問題なければパラフィルムを巻いて保管する作業をします。
ウイスキー保管前の作業
いろいろな方法があると思いますが、私の場合ではすべてのラベルをフィルムで巻いて保護しています。A4の普通紙を挟んで上からフィルムをまく場合と、市販のサランラップを巻く場合など、現場ではなんとなく雰囲気で決めています。 数年経った後の経年劣化によって、どちらかに絞ろうかと考えています。
中古のウイスキーを購入したときに、状態の良いものはアルミの缶に入っていたものでした。 このことから、紙筒のウイスキーは 場合によってはアルミホイルでぐるぐる巻きにしてから保管するものもあります。パラフィルム、サランラップ、アルミホイルと言う順番で保護すれば何もしないよりは状態の良いウイスキーを残すことができます。
ダンボール箱の管理
SNSを見ていると、「ルミナス」のようなステンレスラックに自慢げに飾っている人が多いように思います。 これでは直射日光が当たり、紫外線の影響を受けてしまい変質する可能性があります。
地震や破損にも弱いので、基本的にはすべて段ボールやケースにしまって収納することをおすすめします。
資金が豊富にある場合は、ホームセンターでハードケースを購入して、そこに収納するのも良いですが、50本以上になってくるとそれを置く場所も室内で確保するのは難しくなります。
ウイスキーの値段によって保管方法を変える
3000円から5000円程度の手ごろなウイスキーは、上記の方法でサランラップを巻いて、段ボールに普通に入れて保管しています。 数万円以上の高級なウイスキーは、さらに慎重に処置をして、最後はジップロックのような密閉容器に入れてから保管する場合もあります。
湿度管理と温度管理が難しく、湿度が高すぎるとカビの原因になりますし、湿度が低すぎるとボトルの中身が揮発する原因にもなります。いずれにしても正しくパラフィルムをしておけば、3年から5年位はほとんど影響がないのではと考えています。
日本の夏は高温多湿で、ウイスキーの保管には良くないです。 なるべく日が当たらない真っ暗な部屋、もし一軒家であれば家の中央など温度変化の少ない場所に保管するのをおすすめします。
また、段ボールをそのまま床に置かずすのこなどで高さを出してあげないと、 6月から7月は湿気で段ボールがかびてしまう可能性があります。
私も一度これで段ボールがカビて慌てて掃除したことがありますか、中のウイスキーはビニール袋に入れていたため事なきを得ました。
せっかくウイスキー投資用に購入しても、10年経っていざ出したときにボロボロでは悲しいので、高級なものは特に丁寧に下処理をして、湿気や汚れカビ対策で新品の状態を長持ちさせたいですね。
またオールドボトルになればなるほど、綺麗な状態のものは貴重で高値で取引されています。 新聞で箱を包むだけでも効果があるので、何もしてない人は真似してみてください。