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    超短期熟成は玄人向けなのでウイスキー投資に向いていない

    ウイスキー投資情報RBy ウイスキー投資情報R2022年2月11日
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    出典:https://www.wine-searcher.com/find/carn+mor+strictly+ltd+dailuaine+four+old+single+malt+scotch+whisky+speyside+scotland
    今はあまり見かけることがありませんが、3~5年の超短期熟成ウイスキーが3000円から5000円程度の手ごろな価格で流通していることがあります。 ちょっと珍しいボトラーズのあまり聞いたことがない蒸留所だと、値段が安いので買ってしまいたくなることがあります。

    5年未満は荒々しくて美味しくない

    最近でこそ8年程度のウイスキーも販売されていますが、少し前まではスコッチウイスキーは12年以上の熟成期間を経て作られていました。 これには理由があり、樽や蒸留所にもよりますが、5年未満の熟成期間だとアルコールの棘が荒々しくて飲んでもおいしくないのです。
    そのため、どこの蒸留所も最低でも7年から8年は寝かせてからボトリングしているのです。 ではなぜ5年未満の熟成期間のウイスキーが流通しているかと言うと、これは本当の玄人の1部のマニアに向けた商品になっています。
    その蒸留所の出来立てのウイスキーに近い、荒々しい特徴を飲んでみたいということで、ごく少量だけこういった特殊なウイスキーが流通しています。 例えてみるなら、マンゴーの果実は熟れてからでないと美味しくありませんが、熟れる前のマンゴーも食べてみたいと言うマニアの願いを叶える商品です。

    今後ウイスキーの需要が高まっていくにつれて増える短熟

    ジャパニーズウィスキーでも年数表記がなくなりだした頃に、このようなブレンダーの意見がネットで公開されるようになりました。「使える年数が幅広くなったことにより、自由な味の表現が可能になった。」 確かにこの意見は正しく間違いはありません。例えば山崎12年と言ったら、山崎蒸留所で作られたウイスキーの樽の中から、最低でも12年寝かされたものをブレンドして使わなければなりません。
    なぜ2000年頃の山崎12年がおいしかったかと言うと、ブレンドが自由だったためです。ウイスキーが不人気すぎて過剰在庫で、長期熟成の樽もかなりの量がありました。 そのため12年を中心に、13年以上長期熟成した原酒をブレンドしておいしいウイスキーを作ることができました。
    ところが今のようにウイスキーの人気やブームが来てしまうと、原酒がギリギリになってしまい長期熟成のものはより大切にしなければなりません。 そうなると去年まで11年だったものも、今年10年になったからといってほとんどその年数で構成しなければなりません。
    これでは18歳になった瞬間に全員を社会人、会社員にするようなものです。中には大成するまでに時間がかかり、大学、大学院の修士号、博士号と 時間を得て優秀な人間になるものを、人材が少なすぎるからといって18歳で働かせるというのが必ずしも正しいわけではありませんよね。

    今後短期熟成が中心になっていく

    こんなわけでブームが来てしまうと原酒が足りなくなりブレンドの幅がもともと狭くなるのです。 おかしな例えになってしまいましたが、今後世界的なブームにより日本もイギリスも、短期熟成が中心にして販売されることになります。
    実際にラガヴーリンも頑なに16年熟成以上しか販売していなかったのに、ここになって急に「8年作ったら美味しかったわ!」と当時の16年程度の値段で販売するようになりました。 タリスカーもラガヴーリンも少し前までUDがダブルマチュアードといって2つの樽を写した面白いボトルをリリースしていましたが、今では余力がないため高級なウイスキーを思い出したようにリリースするだけになっています。
    そんなわけで、あまりに短期熟成期のウイスキーは投資をするのは避け、なるべく長期熟成を中心に構成していくのがお勧めです。

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