2008年頃から国内の蒸留所巡りが好きで、年に3回くらい行っていました。
特に白州蒸留所は大好きで、合計で20回ほど訪れています。途中にサンクチュアリという野鳥が見れる道があり、中にはレストランで食事ができて、ソーセージとビールを飲むこともできました。
やはり目的は蒸留所のツアーで、何度見ても楽しかったので製造過程を案内してもらい、ウイスキー作りについて学んでいました。 マイクロバスで移動して、樽を再び焦がす過程なども見ることができました。 後半になると貯蔵庫に案内されて、蒸留所ができた年の樽を、解説してくれる人が自慢げに話すと言うのがお決まりでした。 貯蔵庫に入った瞬間の匂いというのはとても特徴的で、全身の細胞が目を覚ますような深い香りに包まれています。これが癖になり何度も来てしまうと言う人もいたそうです。アルコールの匂いが強いので子供は入れなかったのですが、あの静寂な空間と言うのは、いちどは経験してみてほしいものです
最後に無料試飲と言って実際に白州12年を皆さんに飲んでもらうイベントがあります。 当時は13回転半と言う謎の理由をつけていて、ハイボールではなくロックで飲ませていました。 氷にウイスキーを注ぎマドラーで13回転半すると最も美味しくいただけますと言って皆さんで乾杯して、今蒸留所で作っているウイスキーを飲んでいました。
この後にさらに本格的なウイスキーを飲めた人たちが、隣に設置された隠れた有料バーに移動して飲んでいます。 参加者は1回につき60人くらいいたように覚えていますが、その中で5~6人が有料コーナーに移動していたように覚えています。 あとの人たちは無料でお酒が飲めて楽しかった程度で帰宅していたように思います。
この時期のお土産売り場と言うのは、まだジャパニーズウイスキーが人気になる前なので、数多くの限定ボトルや蒸留所しか買えないボトルが並んでいました。
まだ知多のグレーンが公式に発売される前で、この蒸留所限定で販売されていました。 ひとつ前の記事でも出てきた樽出原酒というのが非常に美味しいので来るたびに購入していました。あとは丸いボトルが1000円で売られているので、それを土産ように何本か買って買えるというのがルートです。
この頃は蒸留所の近くの酒販店でも数多くのサントリーのウイスキーが並んでいて、本当に自由に購入することができました。 私がサイトで 今の国産ウィスキーを嫌いしているのは、この時代にかなりの量を飲んでいたので、今と味が違いすぎることに対して不満があるからです。味が劇的に落ちているにも関わらず値段は何倍も高いので、それは買わないと言うことになってしまいますよね。
ずっと通っていたのですが、2015年位になると急に商品がなくなり始めて、ある日ぱったり蒸留所に商品が置かれなくなる日が来ました。白州蒸溜所なのに、「白州12年」どころか「白州10年」さえないのです!!
何ならサントリーが買収したボウモアなどスコッチウイスキーが並べて売られていた位です。 この頃はのんきに、「ここで作ってるのに売れないなんて残念だね」と笑い飛ばしていた位です。まだこの頃は在庫が少ないと言うだけで転売はほとんどなく、 ヤフオクでは気持ち高い程度で売買されていました。
蒸留所の見学に来ていた人たちも同じように、なんか最近商品が少ないねと思っている程度で、今のように高騰してブームが訪れるとは思いもしませんでした。 この頃に購入して買いだめしていた人は、先見性があるといえますね。私は何本か購入して全て飲んでしまったので、当時の在庫はほとんど持っていません。
予想は難しかったのではないでしょうか。また話が少し変わりますが、国産ワインも一部の銘柄は急に店頭に置かれなくなっているので、もしかしたらウイスキーと同じように日本のワインのブームが来るのかもしれませんね。
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当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。
ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。
利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。
大量の酒類を売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。
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