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    【2020年版】価格が上がることが期待できるウイスキー投資の基本3/4

    ウイスキー投資情報RBy ウイスキー投資情報R2022年2月6日
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    国産ウイスキーがまさか100倍近く高騰するとは

    当時の値段を知っていると、今から国産ウイスキーを買い漁る投資を勧める記事が本当に正しいのか猜疑的です。面白い資料をお見せします。
    楽天市場(2020年8月14日時点)で販売されている山崎蒸溜所シングルモルトウイスキー ヴィンテージモルト[1994-2004]の金額を見てください。588,000円という、ほぼ60万円近い金額です。

    いくらだったら欲しいですか?40万円なら安いと思いますか?
    それとも10万円だったら即決ですか?

    私なら10万円でも躊躇してしまいます。なぜなら当時、サントリーの公式ストアに5,250円(税込)で販売されていたからです。これが証拠のスクリーンショットです。

    588,000円あれば112本購入できて、今の楽天市場の販売価格に換算すると65,856,000円相当です。これは机上の空論ですが、投資として今から60万円近く出してヴィンテージモルトを買うのはリスクがあるという事が分かるはずです。なぜなら既に当時の100倍の水準になっているからです。
    この値段を出しても飲みたいというのであれば全く止めはしません。

    この記事では相場の見方から海外との比較、実際に上がる可能性のあるボトルと蒸留所について解説をしつつ紹介していきたいと思います。

    ウイスキー売買の相場を調べて傾向を見る

    最初に行うべきことは、購入しようとしているウイスキーの相場を過去数ヶ月に渡ってオークションの落札相場を検索することです。例えば「シーバスリーガル12年」が店舗で2,980円で販売されていて、オークションで1,000円で終わっているとします。しかし「ラガヴーリン16年」は6,700円で販売されていて、過去数ヶ月に渡ってオークションでも5,500円前後で落札されています。中古にもかかわらず送料を入れると店舗の販売価格と同等になっています。

    「シーバスリーガル」は供給過剰で原価割れを起こしていますが、「ラガヴーリン」は需要は少ないものの供給量も少ないので値段が落ちていません。この状況で「ラガヴーリン16年」が生産終了したり、ラベルチェンジすると高い確率で価格が高騰します。特に市場の在庫が完全に消えた3~5年後になると数倍近く価格が上がると予想できます。
    山崎など話題になって投機的に買われている銘柄でなく、味という地道な評価によって手堅い値段が付いているので、買った後に下がるというリスクは低いと判断できます。

    終売品に関しては価格の推移が参考になります。終売した「サントリー2000(ミレニアム)」というウイスキーをメルカリやヤフーオークションで確認すると、半年前は8,000円~9,800円が平均的で最多でした。ですがほとんどが売り切れて残っているのは14,800円~19,800円になっています。
    このような場合は、半年から1~2年後には平均価格が20,000円を超える可能性が濃厚です。(※1)  10年経てば50,000円またそれ以上になっている可能性も充分にあります。緩やかに相場が上昇しているウイスキーは投資には向いています。急激に上がっている銘柄は慎重に判断すべきです。

    ※1 執筆半年後には¥32,000での売り切れも確認できました。
    ※1 2021年4月11日時点で調べたところ¥38,000で売り切れていました。

    ジワジワと価格が上昇するので、それに気づかずに買い集めれない人が多いのです。アードベッグブラックなど転売目的のものは、発売翌日に2倍の価格になったので慌てて集めている転売目的の人がいましたが、ゆっくり上がるものは多くの人が気が付きにくいのです。

    一方で相場が下がるケースは、終売したはずのウイスキーが大量に出てきた時です。実際にマッカラン エディションNo.1のケースでは2,500本限定のはずが、大量にオークションに出品されて相場が崩れました。これはイレギュラーですが、終売から何年も経っているウイスキーが突如として大量に出ることは余り考えられないといえます。

    ちなみに、このサイトではマッカランのエディションNo.1が指標としてデータを分析しやすいので用いていますが、実際に飲んでみたら信じられないほどにまずかったです。
    実は私自身途中で、開封したり友人にプレゼントしてしまいました。 マッカランに関しては味と価格が比例していないと言う問題もあります

    海外の情報と常に比較してみる

    海外相場との乖離を分析することです。


    このような海外のレビューサイトで銘柄を検索します。日本では1万円で手に入る生産終了した銘柄が、海外サイトでは最安値が200ユーロ、300ユーロということも存在するからです。今から買うボトルの価格がイギリス、ドイツ、イタリア、アメリカ等の販売価格よりも安いのであれば安心して買うことのできる指標の一つになります。英語が堪能であれば、逆に輸出して利益を得るのも良いでしょう。

    この例ではグレンファークラス 105(旧ボトル)を調べていますが、年代やアルコール度数、容量、ラベルなどを見て同一のものを探します。そしてユーザーの感想、レーティングなども見つつ相場を見ます。
    3つのオンラインショップで150ポンド(約21,500円)以上で売られていると分かります。一方で日本のオークションやメルカリなど個人売買では10,000~15,000円で取り引きされています。つまり海外相場と照らし合わせても安心して購入することができます。数年後にはもっとボトルが減っていく訳ですので今後3~5万円になっても何も不思議ではありません。

    良くラベルを確認しないと少し違うモデルだったりするので注意が必要です。キャップの色や模様、ラベルの文字や空白、アルコール度数、容量、小さな文字まで全く同じか細かく確認します。以前の記事でも説明したように日本での売買ではボトラーズよりもオフィシャル瓶詰めの方が相場が安定して売買しやすいです。

    eBayで相場より安くウイスキーを手に入れる

    実際に昨年イタリアのeBayで希少なマッカランの入札をしましたが、相場が10万円以上するものをわずか120ユーロ(約14,500円)で手に入れました。海外発送や関税など予想外のトラブルや出費が起こる場合もありますが、それでも「言語」と「輸入」という参入障壁があり、国内よりも遥かにお得に買うことができるというケースも存在します。

    「MACALLAN WHISKY 7 ANNI IMPORT. GIOVINETTI」EUR 299,00スタートで、このまま終了する可能性もあります。国内のオークションではどうでしょうか。「超稀少☆マッカラン 7年 ジオベネッティ」というタイトルで72,000円即決で終了しています。現在は5~7万円推移していますが、これが8~10万円になってもおかしくありません。コンディションが国内のものは格別に良く、イタリアのこの例では箱が劣化して少し液面低下しています。 299ユーロ(約3万5千円)は妥当といえるかもしれませんが、このようにお得なボトルが出ていることもあります。現在はeBayにマッカランの8年が600ユーロで出ています、旧8年は現時点ではヤフーオークションや楽天市場、アマゾンに流通していないので10~12万円で落札される可能性もあります。

    この理由にeBayイタリアでは輸出に対応している会社が少なく、気軽に直送できない点がありますが、イタリアには輸出代行業者も多く代理発送してくれる個人や会社がありますの。ただし業者の手数料やインボイス、関税がかかる場合もあるので計算をして十分な利益が見込まれる場合のみにすると良いです。

    他にも英国のウイスキー専門オークションサイトもありますが、これは余程のマニアで無い限り参加はお勧めできません。クリスティーズやサザビーズのように資産が潤沢で知識豊富な参加者がこぞって出てくるのです。お得な商品などはあまり存在しないのです。それよりもヤフーオークションやメルカリなど、価値のあるオールドボトルを新しいボトルの価格で売ってしまっているものをさらった方が利鞘を稼ぐこともでき、そこからの高騰も狙うことができます。

    eBayは国によってアルコールの取引ができませんが、イタリアの例のように入札できるサイトもあり、そこでニッチな銘柄を狙えば市場価格から遥かに安いものを入手できることもあります。しかし言語が必須ですのでGoogle翻訳などを活用したり、現地の転送サービスなどを利用する必要もあり、コストはかかります。

    当サイトでは、他にも投資に最適な銘柄や、お勧めの蒸留所などを紹介していきます。

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