日経平均株価が一時900円超高という明るいニュースですが、ここが底値なのか少し反発しただけの調整なのか素人には判断がつかないところです。
金融所得課税発言による”岸田ショック”と今回のウクライナ情勢の悪化が続き、年末から日経平均は10%もの下落を続けています。個別株では20~30%以上の下落を続け、毎日が年始最安値という銘柄まで存在します。
実は私が所有している国内株式も大きく影響を受けて、含み損を抱えている状態です。国内株式だけでなく、米国株の代名詞ともいえるメタ(旧フェイスブック)は今年に入って40%もの急落をしています。昨年末に1000万円購入した人は600万円まで目減りしていることになります。
国産ウイスキーもやや影響があり、山崎・響といった銘柄の買取価格が少し弱気になる買取店が出てきています。それだけでなく、国産ウイスキーの古酒が大幅に安く落札されているケースも出てきています。
例えば昨年末に53,350円だったサントリーのミレニアムが、最近は29,505円と40%以上の下落になっています。コンディションや箱の有無など影響しますが、同一銘柄でも昨年末の高騰が抑えられて調整されている様子です。これもまた株式に似た動きをしています。
弱気相場になると、今所有している投資用のウイスキーを慌てて処分してしまいたくなるのが常です。過去の記事で重複して解説していますが、現在30万円のマッカランも、数年前までは慌てて10本セットで20万円で処分していたところを目にしました。
3年熟成の新興ウイスキーなどが、今後どのような相場になるのかは未知ですが、少なくとも過去に流通していたジャパニーズウイスキーは品質が高いものも多く、長期的には再び高値更新をすると読んでいます。
本質的に価値のあるボトルであれば、このタイミングで仕込むのも良さそうです。
例えば今回引用してみた、サントリーの2000(ミレニアム)は、ブレンデッドウイスキーですがキーモルトが20年以上の長期熟成山崎原酒を中心にして白州とブレンドしたものです。1970~1980年代の貴重なシングルモルトを使っているのに、3万円切って入手できるというのは非常にコスパが良いのではないでしょうか。
クレストやエイジング15年のようにプラのヒネ臭が少ないのも良い点です。国産ウイスキーの90年代以前のボトルは、そもそも海外原酒との雑多なブレンドリキュールになっていることや、ピュアモルトだとしてもキャップや保管状態によって傷んでいる物が多くリスキーですが、相場が落ち着いている今が仕込み時かもしれませんね。
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当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。
ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。
利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。
大量の酒類を売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。
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