サントリー山崎など偽物が大量流通している
メルカリやヤフオクでは、 大量の偽物ウィスキーが流通しているようです。 どうやら別のサイトを見たところ、中国人の集団がからのウイスキーの瓶を入手して、本物の瓶に対して偽物のウイスキーを詰め替えて、キャップシールだけ新品の偽物を用意しているようです。
そうなると、キャップシールで全て判断しなければならないので、非常に判断が難しくなります。 またウイスキーと言うのは、ブレンドする関係から時期によって色合いや液面の量が少し異なる場合があります。
ウイスキーの色合いだけで判断すると言うのは本当に難しいので、ネットで中古のサントリーの山崎や白州、響を買うのは危険だと思います。
ウイスキーの空き瓶の金が大量に流通していることからも、実際にどこかでそれが活用されて物づくりにされていると考えるべきです。
2022年からは、サントリーもキャップシールに対してホログラムのシールを付属するようです。 ただし、このホログラムシールと言うのもロットナンバーが入ってるわけではないので不完全だといえます。
ひとつひとつに製造番号が割り振られているのであれば、偽物を判別しやすいのですがこのようにただのホログラムシールであれば、それもまた偽造されてしまう可能性も秘めています。
マッカランの偽物も危険!
サントリー響の偽物がでて逮捕者が出たのは有名ですが、10~20年近く前からマッカランを始めとした偽物が流通しています。特にマッカラン30年はイタリアの犯罪組織が関わっていると言われ、中身がまったく関係のない安いウイスキーが詰められてラベルもプリントで色が薄い、模様も鮮明でないなどあるようです。
特に現在ヤフーオークションで格安スタートされているマッカランの高価格帯は危険です。箱が無いのは特に怪しいですが、箱だけ正規品を買って中身は偽物のボトルという手口もあります。今では空き瓶ビジネスが活発で、夜の水商売で高価なウイスキーを飲ませたフリをしたり、中国人が偽物ウイスキー作りをしたりしています。
ボトルが本物だと判別が非常に難しくなりますし、開けて飲んでみないと分からないので犯罪の発覚が遅れます。実際に飲んでも偽物と立証するのも難しいのです。単にコンディションが悪いだけかもしれません。
そういった意味から高価格帯の有名銘柄は気をつけた方が良いです。例えばマッカランでも7年もののジオヴェネッティなどイタリア扱いのウイスキーがありますが、このような当時安かった銘柄に関しては偽物に当たる確率は低いと言えそうです。家庭でプリントできる時代ですので確実とは言えませんが、7年、10年、12年の偽物は少ない傾向で30年以上は半分近くは怪しいと思うべきです。