銀座のとある酒販店で有料テイスティングをしていると、体格のよい50代男性が入店してきて、第一声「山崎ある!?」と店員さんに尋ねていました。
見ているこちらも圧倒されてしまうほどの勢いでした。
何度も記事で書いていますが、当サイトは現状では国産ウイスキーはあまり推奨しておらず、”今後価値の出るかもしれない”スコッチを早い段階で入手することを薦めています。
銀座、新宿、池袋など一部の酒販店ではスコッチの在庫が豊富にありますが東京近郊でも同じ用にスコッチ、シングルモルトウイスキーがあるのか実際に10店舗ほど巡ってみましたので感想を書いてみます。
転売グループに漁り尽くされている?
ある程度、規模のある酒屋を巡ってみたのですが、国産ウイスキーは低価格帯のものしか取扱がありませんでした。人気の山崎や白州、竹鶴などは完売しているかプレミア価格で売られています。
それだけでなく、スコッチウイスキーも人気の銘柄はことごとく欠品していました。例えばグレンファークラスやグレンドロナックのちょっとした長期熟成さえ置いてありません。ボウモアなども12年までしかなく、ほとんどの酒販店では12年以上の長期熟成ウイスキーは置いてありませんでした。
ボトラーズブランドなどは特に少なく、置いてあったとしても「やまや」といった有名チェーン店に少しだけ「マキロップチョイス」がある程度でした。マキロップチョイスの評価はまちまちですが、加水しているのでカスクストレングスではありません。ネットの流通価格よりも高い設定です。
東京近郊は国産ウイスキーやスコッチは難しい?
ごく一部の個人的には、希少なシングルモルトが豊富にならんでいましたが、チェーン店系列では既にスコッチや国産ウイスキーの入手は困難といえそうです。