ウイスキーと異なり、ブルゴーニュワインは一度も下落しない銘柄があります。
その一つが、ヴォーヌロマネ村の特級「ラ・ロマネ 」です。DRCのロマネ・コンティの真上に位置し、ラターシュとリシュブールに囲まれた地です。ラ・グランド・リュとともに、近年の取引価格はDRCに連動して上昇しています。
2012年までは10万円あれば買えましたが、2015年頃には20~25万円台まで上昇。
2018年には30~40万円台まで上昇します。そこから高値は少し収まっているのですが、下値は地固を続けてジワジワと上昇。
2021年に圧力が開放されるようにして、40万円台を突破。
2022年には40~70万円台の振れ幅と上値を探っている状態です。
今後100万円台に乗る可能性も十分にあると思います。
ラ・ロマネの畑はDRCのロマネ・コンティと比べて1/2ほどしかありません。
フランス最小の特級畑だそうです。ロマネ・コンティが4,000~5,000本のアウトターンですが、ラ・ロマネは最大4,000本。
330ケースしか出荷できないことを考えると、現在の高騰が納得できますね。