抱き合わせ商品で狙っていきたい銘柄を発見しました。
Georges Roumier Morey Saint Denis Clos de la Bussiere
ジョルジュ ルーミエ / モレ サン ドニ / クロ ド ラ ブシエール
ワインに慣れていない方に解説しますと、左から生産者・葡萄収穫地・畑の名前です。
世界的に人気の生産者なので、プレミアム価格がつくことが多いです。
例えば、2018年のクロ ド ラ ブシエールは、通常価格99,000円で販売されています。
ワインショップのメールマガジンをチェックしていると、一番下の段にこちらの商品が登録されていることが分かります。
G Roumier M-S-D 1er Clos De La Bussiere 2020
Serafin M-S-D 1er Les Millandes 2020
と、セラファンとルーミエの抱き合わせ商品です。
セラファンもジュブレ・シャンベルタンなどで有名な生産者です。
例えばワインショップのトスカニーでは、28,270円で販売されています。
つまり、税込み63,800円であれば、そこから28,270円を引くと35,530円がルーミエの販売価格となることが分かります。
冒頭の99,000円と比べると1/3近い価格となりますね。
では、実際のオークション取引価格を表示してみます。
2013年には9,000円で落札されるほどに価格が安かったですが、2019年には18,000円まで上昇。
強い抵抗線があり、「20,000円オーバーは高い!」と心理的な価格があり、なかなか抜けることはありませんでした。それが2020年になり、27,000円を目安にして突破。
2022年には、なぜか分かりませんが、世界的な需要増加?によってか60,000円を超えるボトルも出てきました。ここ半年では少し落ち着きましたが40,000円以下ではなかなか落札されません。
オークションでは、41,000円から55,000円で落札されています。
最新ビンテージは5万円台ですので、仮に35,530円で入手した場合は、すぐに含み益になりそうです。
検索すると、数年までまでは驚くほど安かったことが分かります。
海外相場もチェックしてみましょう。
2020年ビンテージは、84,192円が平均価格です。
2018年などは74,148円と少し低いですが、全体的に7〜8万円を推移しています。
このことから、巻頭の10万円はボッタクリではなく世界的な相場に合わせると自然な価格だと分かります。逆に、2本セットで63,800円は異常。
オークション価格も海外より30%以上安いことが分かります。
ルーミエの人気は高く、シャンボール・ミュジニーのレザムルーズは異常に高騰しています。このあたりの人気が下のラインを引っ張っているようです。
レザムルーズは2013年まで6万円弱でしたが、現在は45〜50万円近い落札価格です。ウイスキーも凄いですが、ワインの場合はこの1本を1晩で空けてしまうのです。
本当に飲み物とは思えない液体の価格ですね……。
ただ、キャバクラやクラブなどで1晩で100万円以上払う人も多く存在するので、そこまで不思議ではないのかもしれません。
レザムルーズの場合は2020年の15万円から、たった3年で50万円ですので夢がありますね。
都会では狩り尽くされていますが、地方にはワインショップに残っていることもありますのでチェックしてみてくださいね。
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