さあ始まりました、高級シャンパーニュの高騰。
今まさに「あの頃は安かった」「俺もよく飲んでた」おじさんが生まれるのだと実感します。
ジャック・セロスはアヴィズAvizeのRM(自社畑)生産者で、あの神の雫にも登場したワインです。
長期熟成させてから出荷させるなど高級シャンパーニュの筆頭として人気を誇ります。
去年くらいから急激に見なくなりました。以前までは百貨店に大切そうに飾って販売されていたのですが、すっかり見かけなくなりました。
チャートを見ると2012年までは2万円切り、そこから徐々に上昇していき2020年には4万円をタッチ。
若干相場が下がり、昨年の2021年には3万円台で何件か落札されています。
今年になって急激に跳ね上がって、余裕で10万円を超えた落札が出てきました。
厳密にはセック(甘口)が混在したチャートですが、それにしても勢いがあります。
1〜2年前まではシャンパーニュバーや高級フレンチで、グラス5,000円で飲めたプレステージキュヴェですが、同じ価格では二度と飲めないかもしれませんね。