おはようございます。
朝からこんなものを見つけてしまいました。「ジャックダニエル ゴールド JACK DANIEL’S GOLD NO.27」が51,000円で終了しています。
「アレ?ジャックダニエルのゴールドって7,000円くらいじゃないっけ?」と変な声が出てしまいそうでした。
経験上このような謎ボトルは、ダラダラと値上がりして気づかないうちに当時の数十倍になっていることがあります。
まずは、ジャックダニエル ゴールド NO.27をチャートにしてみました。
2016年頃にリリースされたのか、当時は8,000円スタートで続々と輸入されて流通量が増えたためか5,000円以下での落札も目立ちます。
「なんとなく品薄」「なんとなく入荷」を繰り返したのか、4,000~7,000円の間を何度も行き来しています。
決定的な転換になったのが、2021年の11月です。ジャックダニエルのゴールドが終売(休売)になるとニュースが出た瞬間に跳ね上がりました。
現在は10,000~15,000円の間で値段を探っている状態です。
なぜ5万円で終了したのか、少し調べてみました。
ヒントは「鸡年吉祥」とニワトリにあります。
調べるまで知らなかったのですが、ジャックダニエル ゴールドには丑年・干支の限定ボトルが何種類か存在するようで、鸡年吉祥は中国語で「酉年の幸運を祈る」という意味のようです。漢字が苦手で、鸡=ニワトリが読めずに、検索するのに苦労してしまいました。
英語タイトルでは、「Jack Daniel’s No.27 Gold Double Barreled / Year of the Rooster」という名前で出品され。240~350ポンドでの落札が発見できました。
baiduで鸡年吉祥 杰克丹尼(Jack Daniel’s)と検索したのですが、なぜ高騰しているかは理由が見当たりません。これは予想となりますが、基本的に味が同じと思われるジャックダニエル ゴールドでも、響17年意匠ボトルのように少数生産の限定で華やかなパッケージがついていると価格が跳ね上がるのではないでしょうか。
もし実店舗やメルカリなどで限定版を見かけたら、1~2万円であれば積極的に狙っていくと良いと思います。
ちなみに通常版のジャックダニエル ゴールドは米国市場では、現在は110ドル前後(約14,652円)と日本国内とほとんど同じ値付になっています。
このことからも、1万円弱であれば購入しても損をすることは少ないのではないでしょうか。今後の値動きは未知ですが、完全に終売となると値下がりしにくいボトルだと思います。
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