国産ブレンデッドウイスキーは下落トレンドですが、意外にもオールド山崎は上昇傾向にあります。
全体の流れを掴むために、過去10年でチャートを出してみました。
2013年には13,000円で売買されていた山崎18年ピュアモルトですが、2015年に30,000円まで跳ね上がりました。
その後、2018年に向けて70,000円までジワジワと相場を上げていきます。
一度目の高騰が2018年の7月。120,000円まで相場を跳ね上げて、そこから微減。
2021年には最高価格387,000円まで高騰しました。2013年の30倍もの価格がついたことになります。中国市場の冷え込みによって暴落をしますが、今年の1月に170,000円まで下落をして反発。
直近では220,000円〜260,000円で売買されています。
さすがに2021年の38万円を越すには至っていませんが、それでも年初の暴落から抜け出したと判断できそうです。
先ほどの響21年と比べると、シングルモルトウイスキーの長期熟成の方が価格が戻していることが分かります。
今後の展望は難しいですが、価格帯が上の長期熟成モルトに関しては、再燃しつつあると判断できそうです。
同じく少し古い「山崎 12年 ピュアモルト 向獅子」もチャートを出してみました。
2021年は10万円近くで売買されていましたが、年初にかけて下落。5月ころから上値を7万円ほどまで上げています。箱ありの特級に関しては昨年と同水準まで伸びてきています。
木箱のやや新しいボトルに関しては、35,000円前後で売買されています。
このあたりも来年にかけてどう動くのか注目したいところです。
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