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最近忙しく頻度が下がっていたので、今月は気合を入れて更新したいと思います。(頑張る予定です……)
さて、ウイスキーを飲みだして20年になります。
厳しい先輩達に囲まれていたため、まだまだ初心者のつもりですが、こんなヤフオクを見かけると、老害になったのだと実感します。
タイトルが「ハイランドパーク18年 旧ボトル」となっています。
「え!?新ボトルじゃね?コレ」と思っていますが、発売して相当時間が経っています。ストラスアイラの丸瓶も未だに新ボトルだと思っていますし、グレンリベットも3世代前しか飲んだことないですし、ジジイってこうして生まれるのだなあと実感してしまいました。
こんなん、ハイパ18年なんて田舎の酒屋にある5,980円だよ!とブチギレながら相場を分析したのですが、衝撃的な事実が発覚しました。
このチャート上の赤いラインが旧ボトル(丸瓶)、下が旧ボトル(横長瓶)です。
なんとまあ、2世代古いボトルは5万円超えになっています!
2012年ころからジワジワ上がっていたので気がつかなかったのですが、流通量が減っていて最近も上がっています。
1世代前のボトルは、昨年まで1万円を切っていたのですが、15,500円まで上昇しています。
ハイランドパークってボトラーズは美味しいのですが、蒸留所公式は「あぁ~ハイパね……」みたいな風潮がバー界隈ではありました。そんなハイランドパークも古い元の中心として上昇しています。
WhiskyBaseを見ると、2007年リリースが最安値128ユーロ=約17,837円で販売されているので、日本国内の価格は一番安い価格帯と言えそうです。
平均価格が226.87ユーロ=31,616円なので、長期的に見れば1世代前のハイランドパーク18年も3万円をターゲットにしていくのではないでしょうか。
マッカランやスプリングバンクの影に隠れて、ひっそりとした存在ですが、今回分析して分かったことは、今のうちに1本は持っていたいボトルということです。
ちなみに私はアデルフィのハイランドパークは複数所有していますが、公式ボトルは1本も持っていません。たまーにバーで12年を飲む程度です。
ついでに好奇心で30年もチャートにしてみました。
2012年当初は2~3万円(!?)でしたがジワジワと上昇して、2015年ころには5万円、現在は15万円程度です。
2012年頃に仕込めた人は本当にお得ですね……。
ハイランドパークは興味ある人が少なすぎて、転売目的で買う人も皆無ですので、売り圧力がスカスカです。そのため、暴落や下落にも強いのかもしれませんね。
参考にしてみてください。
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