「え!? 2万円くらいじゃないっけ?」と衝撃を受けてしまいました。国産ウイスキーは浦島太郎で12年ほど離れていたので、NASの響にここまで価値がつくとは思ってもいませんでした。
メロウハーモニーは2013年11月にリリースした商品で、「響17年」をベースに、30年を超える希少な超長期熟成の「山崎モルト原酒」や「知多グレーン原酒」などをブレンドしました。商品名の「MELLOW」は、なめらかな口当たりと穏やかな蜜を想わせる芳醇な味わいを、「HARMONY」は「響」ブランドの特長である調和を表現しています。」とのことです。
当初の定価は13,000円ですが生産本数たったの4,000本ということからプレミア価格がついてしまいました。
さっそくチャート相場分析をしていきましょう。
2013年の発売当初は12,000円で終了、2014年8月になっても10,500円で終了していることがありました。
2017年にはAの6万円台にまで上昇していき、2018年にはBの14万円まで急騰します。
流石に相場が高すぎたのか、調整としてCの10万円まで一度下落します。
ところが再び上昇して、昨年の2021年7月にピークの25万円をタッチします。ここまで急激に伸びてしまうと、同じ程度調整が必要になるのが常です。
利確が先行して、現在では16万円~20万円での落札が目立ちます。
どこまで下げるのか、トレンド転換して再度25万円チャレンジするのかは未知です。
ただ、現在生産していないことと、本数が4,000本でロックアップされていることから10万円を割ることは、あまり考えにくいかもしれません。
私自身は下げ相場が苦手で、「ここだ!」と思った場所で買うと、暴落途中で落ちるナイフを素手で掴んでしまうことになります。下げ相場が得意な方は、一旦の底値で上手に拾えば利益が出るかもしれませんね。
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