AmazonPhotoを見ていたら「思い出」という項目に、昨年の写真が出てきました。当時はまだ本格的に執筆&分析する前で、店舗の在庫が少ないな〜と思いつつ、店員さんに断ってボトル価格のメモ代わりに撮らせてもらいました。
「今は買えない1年前の写真を見せてどうなる?」と思うかもしれませんが、写真を見ると当時になぜ買わなかったのか、何が無くなったのかが明確に理解できます。
小泉進次郎構文になってしまいますが、今が来年2023年9月24日の1年前ですので、「今何を買っておけば良いか」のヒントになるかもしれません。
さて、ウイスキーと関係がないですが、1年前の新宿伊勢丹の玄関に飾ってあったポルシェ新型タイカン。
新車1,126万円は高すぎると思いましたが、1年経った今でも中古車の最安値が1,190万円で乗り出し価格1,240万円で売っています。しかも走行距離1万2千キロも走っています。
車はオプション費用に自動車取得税や重量税、車検など様々な費用がかかりますが、それでも1年間遊び倒して1万キロ以上乗って高値売却できるのであれば、価値がありますね。
ノリ服部+佐藤研也氏のオブジェ。私自身は古典建築や古典美術に関心があありますが、近代美術についてはさっぱり。誰かがゴミを捨てたと思ったら、サンペレグリノのペットボトルが造形として陳列されていました。
雑談はこのくらいにして、新宿某所でウイスキーとワインを買ったときの写真です。
ブルゴーニュワインが特に衝撃を受けます。
下から3列目の左にある、「ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シェニョ ジョルジュ・ミュニュレ」は19,900円から50,000円に値上がり、下の段のルフレーヴは19,000円から40,000円以上に。
中央には「ラドワ プリューレ・ロック」12,800円が26,000円以上に、右の「ミエ・グラン・エ・フィス フシエール」も20,800円が30,000円以上。
「レザムルーズ グロフィエ」も58,000円から76,000円に、「ミュジニー ヴォギュエ」も128,000円から170,000円に。
とにかく下の4段、つまりブルゴーニュワインを買っておけば、適当に選んでも半分以上のワインが着々と値上がりしています。
特に「ジョルジュ・ミュニュレ」「プリューレ・ロック」「ミエ・グラン・エ・フィス」なんかは、既に入手困難で定価の2〜3倍も出てきています。
「当たり前に定価で買えたんだな〜」と実感してしまいました。
ボルドーワインはあまり値上がりしていませんが、ブルゴーニュは現在の半額以下で買えるものが多かったです。
気になるスコッチウイスキー。
理解してほしいのが、この時点で「在庫少ないな〜!」と思ったことです。グレンドロナックは12年以上ないし、カリラもバルヴェニーも長期熟成はないな〜といった感じで不満を持っていました。
今考えれば、これでも在庫潤沢で価格も激安だったことが分かります。
アラン10年3,780円、タリスカー旧10年3,480円、タリスカー旧18年11,500円、ラガヴーリン16年8,680円、ラガヴーリン10年6,360円、ボウモア12年3,380円、ボウモア18年8,880円、アードベッグ・アンオー6,980円。
マッカラン12年シェリーオーク7,980円、グレンアラヒー12年4,990円などなど。これら全て税別なので、実際には10%高いですが、それでも激安に感じます。
ちなみに去年の2021年7月の銀座某店は、こんな感じでした。
もはや「懐かしいなぁ〜」となってしまいます。最近ウイスキーを始めた方からすれば、「ボウモアなんで10種類以上あるの!?」だとか「カリラなんで5種類あるの!?」だとか、ラガヴーリンやグレンドロナックにも驚いてしまうはずです。価格はひどいと半額以下で購入できました。
再び新宿某店に戻ります。
ボトラーズウイスキーです。「え!?こんなにあったの!?」懲りずに何度も言ってしまいます。
クーパーチョイス、BB&R、アデルフィ、デュワーラトレー、マーレイマクダヴィッド、モルトバーン、ウイスキーギャラリー、オーシャンズなどなど今ではヤフオクでしか見かけないボトルも数多く並んでいました。
SNSで人気が出てすっかり完売してしまった、グレンキースやブナハーブンを始めボウモアやラフロイグなんかのボトラーズは今では中々見かけません。
大きな声ではいえないのですが、「ボトラーズ品揃え悪いな〜」と当時は2本買っただけで帰ってしまいました。ウイスキーやワインマニアの悪い癖は「あのときは〜〜〜」と昔の価格や、味わいばかりを思い出し、今に対峙できていないことです。
たった1年前の今日の写真を見ても、これだけ魅力的なボトルがあるのだと実感しました。さすがに数カ月後に米国株式が暴落して、半年後に戦争が起こり、夏過ぎにはドルが145円を超えるなんてのは絶対に予想できませんでした。
私の所有していた、ある個別株も含み益が100万円以上出ていてホクホク、「真剣にやれば専業になれるんじゃない?」と思っていた矢先の暴落に巻き込まれ、結局は莫大な損出を出して損切りしました。
結果論でしかないですが、あのときの数百万円を利確してワインとウイスキーに変えておけばな〜と思ってしまいます。
https://twitter.com/KAN0546/status/1573592727924592640
これですね。かなり反省しました。
勘の良い方はお気づきだと思いますが、株取引で莫大な損出を出したため、慌てて「ウイスキー投資情報R」を開設し、それまで私がこっそり行っていたウイスキー投資の手法を公開して、真剣にチャート相場分析を始め今に至ります。
ウイスキー投資は、長くやればやるほど勝率が上がります。
昨年の9月の棚を見ても、体感的に6割以上は値上がりしています。中には数倍の価値になっているものもあります。
もし10年根気強くホールドすれば、8〜9割のウイスキーやワインが、着々と値上がりして価値が上昇すると考えるのが自然です。
気の長くなる話ですが、皆さんも根気強く参加してみてください。
※上記2店舗、「メモ代わりに写真撮らせてください」と店員さんに断って撮影をしております。
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