春先にウイスキー愛好家だけでなく、転売界隈でも話題になったIWハーパー 12年。ピークでは1本16,000円で落札され、任天堂スイッチやフィギュアと横並びで出品するような人が跡を絶ちませんでした。
しばらくすると1本1万円で60本セット=60万円で出品する人も現れ、落札されるなど、値段を少し下げ売り逃げする傾向がみられました。それから半年、どんな相場になったのかおさらいしてみます。
こちらが4月〜8月までのチャートです。
5月に売り逃げが目立ち、なぜか6月に一度価格が反発しています。
ピークから8,000円〜9,000円まで下がりましたが、それも長くは続かず9月には定価の6,000円をタッチします。箱なしのボトルは4,000円台で落札されることもあるようです。
終売ということもあり、元の定価だった6,000円を意識しているようです。IWハーパー12年の味が好きだった方には絶好の買い場が来たと言えます。
4月から推移を観測してきましたが、そろそろ一旦の底値とみて良さそうです。バーボンの輸入価格自体が上がっていますし、ドル円相場も以前の110円以下まで戻ったわけではありません。
このまま、しばらくヨコヨコを続け、ゆっくりと上昇するのではないかと予想します。今回の騒動でIWハーパーを大量に抱えたままの人もいると思うので、そういった方が潜在的な売り圧力になります。
保有するのであれば、5〜10年と長いスパンで考えられるのが良いと思います。
免責事項
当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。大量の酒類を個人売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。