![](https://r-whisky.net/wp-content/uploads/2024/04/n4a9dd27dfef7_57d44f79e214eb5314f067e6329e6dd6.png)
高額落札されているレアバーボンがあったので、チャート相場分析をしてみました。
![](https://r-whisky.net/wp-content/uploads/2024/04/n4a9dd27dfef7_1683548011855-SCIqQYXJaR.png)
情報が少ないためChat GPTで検索してみます。
Virgin Bourbon 21 Yearsは、アメリカの著名な蒸留所Heaven Hillによって生産されているバーボンウィスキーです。Heaven Hillは1935年に設立され、ケンタッキー州バーズタウンに位置しています。同社は、多くの高品質のバーボンやアメリカンウィスキーを生産しており、その中にはElijah CraigやEvan Williams、Larceny、そしてOld Fitzgeraldなどのブランドも含まれています。
Virgin Bourbon 21 Yearsは、21年間熟成されたプレミアムなバーボンで、独特の味わいと風味が特徴です。熟成には新たなアメリカンオークの樽が使用され、その樽由来のバニラやキャラメルの香り、スパイスや木のニュアンスが強調されています。また、21年間の熟成により、味わいは非常に滑らかでコクがあり、長い余韻が楽しめます。
このウィスキーは、バーボン愛好家にとって特別な逸品とされており、限定生産や希少性から高値で取引されることもあります。ウィスキーの評価やテイスティングノートを調べることで、Virgin Bourbon 21 Yearsの詳細な特徴や風味をさらに理解することができるでしょう。
それっぽい情報ですが真偽不明ですので、もう少し調べてみると日本のサイトと、バーボン専門店で紹介されていました。
Heaven Hill
Founded in 1935 and tragically burned down in November 1996, Heaven Hill produced amazing bourbon that was often bottled for one-off brands like Martin Mills, Bourbon Valley, Anderson Club, and Virgin Bourbon for the Japanese market. Their flagship brands Heaven Hill, Evan Williams, and Elijah Craig were prime examples of a wonderful, deliciously smooth perfect bourbon.
ヘブンヒル
1935年に設立され、1996年11月に悲劇的に焼失したヘブンヒルは、マーティンミルズ、バーボンバレー、アンダーソンクラブ、日本市場向けのヴァージンバーボンといった一点物のブランド用にしばしばボトリングされた素晴らしいバーボンを生産していました。 彼らのフラッグシップブランドであるヘブンヒル、エヴァン・ウィリアムズ、エライジャ・クレイグは、素晴らしく、美味しく滑らかな完璧なバーボンの代表例でした。
![](https://r-whisky.net/wp-content/uploads/2024/04/n4a9dd27dfef7_1683548196594-gDFceTtnPA.png)
Anderson Club 15 Year Heaven Hill Pre-fire Bourbon 1996
ネットショップでは15年が280ドルで販売されていたようです。このページがいつのものか不明ですが、当初はさらに安かったのではないでしょうか。
1996 アンダーソンクラブ15年ケンタッキーストレートバーボンウイスキーは、1996年11月7日に焼失する前のバーズタウンの旧ヘブンヒル蒸留所で蒸留されたチャコールフィルター入りのバーボンです。1990年代には日本にも輸出された希少な熟成バーボンです。
強風にあおられ、倉庫Iから出火したのだが、消防隊が到着したときには、被害を防ぐ手立てはほとんどなかった。 この火災で失われたのは、敷地内の蒸溜所建物と7つの倉庫、そして約10万個の熟成樽である。 この火災は、バーボン史上最悪の災害として語り継がれることになった。 プレファイア」とは、1996年の火災以前に蒸留または瓶詰めされたバーボンのことを指す。
この火災で失われたのは、敷地内の蒸溜所建物と7つの倉庫、そして約10万個の熟成樽である。
このように、火災によって10万樽以上もの樽が焼失してしまったと言われています。1990年代に日本に輸出されたと書いてあるのが気になります。
![](https://r-whisky.net/wp-content/uploads/2024/04/n4a9dd27dfef7_1683548619215-ucIoW0lPIs.png)
輸入酒のかめやには、税込み14,080円で販売されていたと残っています。
当時の1本買えばテンバガーつまり10倍まで上昇したということです。
こちらには「ヴァージンは、バーズタウンのバーボン業者、メドウローン・ディスティリング社が、同地のヘヴンヒル社から原酒を買い出し、独自に熟成、製品化したものです。ヘヴンヒル社の原酒を使ったバーボンでは、風味重厚、骨太の口当たり、辛口でクリスピーとの定評があります。熟成庫の自然条件をはじめ、熟成期間、ブレンド技術などがこの違いを生んでいます。」と紹介されています。
このことから、先ほどの海外サイトの情報が正しいことが分かります。
チャートを出してみましょう。
![](https://r-whisky.net/wp-content/uploads/2024/04/n4a9dd27dfef7_1683548436836-x9zLL6vfp4.png)
2013年には13,000円で何件か落札されています。
2015年に一気に40,000円まで上昇。2019年まで40,000円を意識して、底値を固めてきたことが分かります。
2018年に77,000円、2021年には114,028円まで高騰しています。これは推測ですが、アメリカ人のコレクターが逆輸入しているのではないでしょうか。
1990年代に日本に来たものが、まだ僅かに残存していて、それらが出たタイミングで高額入札していると推測できます。
このバーボンが青天井なのかは分かりませんが、残存数が非常に少ないことから下がる要素は少ないです。
現時点で10倍近いので、どこまで伸びるかは全くの未知です。古い田舎の酒屋さんやリサイクルショップなどで発見したら、5万円以下であれば即決しても良いかと思います。
免責事項
当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。大量の酒類を個人売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。