高額落札されているレアバーボンがあったので、チャート相場分析をしてみました。
情報が少ないためChat GPTで検索してみます。
それっぽい情報ですが真偽不明ですので、もう少し調べてみると日本のサイトと、バーボン専門店で紹介されていました。
Anderson Club 15 Year Heaven Hill Pre-fire Bourbon 1996
ネットショップでは15年が280ドルで販売されていたようです。このページがいつのものか不明ですが、当初はさらに安かったのではないでしょうか。
この火災で失われたのは、敷地内の蒸溜所建物と7つの倉庫、そして約10万個の熟成樽である。
このように、火災によって10万樽以上もの樽が焼失してしまったと言われています。1990年代に日本に輸出されたと書いてあるのが気になります。
輸入酒のかめやには、税込み14,080円で販売されていたと残っています。
当時の1本買えばテンバガーつまり10倍まで上昇したということです。
こちらには「ヴァージンは、バーズタウンのバーボン業者、メドウローン・ディスティリング社が、同地のヘヴンヒル社から原酒を買い出し、独自に熟成、製品化したものです。ヘヴンヒル社の原酒を使ったバーボンでは、風味重厚、骨太の口当たり、辛口でクリスピーとの定評があります。熟成庫の自然条件をはじめ、熟成期間、ブレンド技術などがこの違いを生んでいます。」と紹介されています。
このことから、先ほどの海外サイトの情報が正しいことが分かります。
チャートを出してみましょう。
2013年には13,000円で何件か落札されています。
2015年に一気に40,000円まで上昇。2019年まで40,000円を意識して、底値を固めてきたことが分かります。
2018年に77,000円、2021年には114,028円まで高騰しています。これは推測ですが、アメリカ人のコレクターが逆輸入しているのではないでしょうか。
1990年代に日本に来たものが、まだ僅かに残存していて、それらが出たタイミングで高額入札していると推測できます。
このバーボンが青天井なのかは分かりませんが、残存数が非常に少ないことから下がる要素は少ないです。
現時点で10倍近いので、どこまで伸びるかは全くの未知です。古い田舎の酒屋さんやリサイクルショップなどで発見したら、5万円以下であれば即決しても良いかと思います。
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