徐々に上昇傾向にある「タリスカー25年」をチャート分析してみました。
公式サイトによると、1万樽に1樽あるかどうかといわれるほどに希少なウイスキーのようです。そもそも25年以上経過した原酒を使っているわけですし、その中でも上位グレードとして恥のない味わいとして、最高品質が保たれています。
山崎や白州などの値段を見ると、この長期熟成アイランズが4万円台で購入できるのは、かなり安い部類に入りそうです。
早速チャートを見てみましょう。
年代によって価格が全然異なり、古いものは5〜10万円以上の価値がつくものまであります。このチャートは各年代の安いものの推移ですので、基本的に新しいリリース=手頃と考えて良いです。
2018年には、なんと2万円以下での落札も目立ちます。これほどまでに安かったのだと驚かされます。2020年から徐々に値段が上昇していきますが、3万円から4万円、4万円から4万5千円と増加していきます。
今年の春から少し下落していますが、それでも4万円台を強く意識している相場です。
The Whisky Exchangeでは、500ポンド=約91,971円と強気の価格です。
国内の武川蒸留酒販売さんでは「タリスカー 25年 2022リリース ロット2026 【並行品】」が¥ 59,800 (税込)です。
全体的に日本国内の方が安いという逆転現象が起こっています。
日本全国どこの酒屋やイオンでも3,000円程で販売されていたタリスカー10年も、旧ボトルになると5,000円にまで上昇。
旧旧ラベルの10年1Lは、14,000円で落札されています。
このボトルは、昨年の5月に在庫が出てきてゴリ押ししたものです。
ポイント入れると8,000円弱でしたので、1年で2倍近くまでは上昇したのではないでしょうか。(実際に美味しいです……)
まだまだ上がる?限定ボトル
私自身、「地図(マップラベル)」や、「ダブルマチュアード」「ノース(旧)」など収集していますが、中でも気になっているのが「タリスカー 175周年」です。
こちらはまだ2本しか所有していないのですが、オークションに出るたびになるべく回収しています。
飲んでみたいのですが、値段が上がりつつあって開封するに至りません。
海外オークションでは、最近になって£212=約39,000円ほどまで上昇しています。
元々は2008〜2010年頃まで酒屋で5,980円ほどで販売されていました。
チャートを見てみます。
6,000円を切って落札されることもありました。
2020年までは13,000円程度が相場だったようです。2021年頃から、25,000円に急騰。現在では40,000円近い相場です。
この手の記念ボトルは美味しい傾向にあるので、開けてしまいたいですね……。
タリスカー相場じわじわ上がっているので、上記のような10〜15年ほど前の少し前の短期熟成・長期熟成ボトルを入手するのもオススメです。
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