ジャパニーズウイスキーについて調べていて、初めて「シングルカスクウイスキー岡山コレクション」を知りました。 最近の新興蒸留所の偽物加減に嫌気がさしていたので、また新しいインチキウイスキーが発売されたのかと疑っていたのですが、どうやらこちらの岡山のウイスキーは英国並みに本格的にウイスキーを作っているようです。
宮下酒造株式会社という会社が ウイスキー業界に参入したそうなのですが、実際にドイツ製の単式蒸留器を輸入して稼働させている映像や、3年以上樽貯蔵しているという説明とともに貯蔵庫の映像も写っていました。
これだけでも充分信用のできる蒸留所になるのですが、岡山コレクションの説明を見て感動してしまいました。「岡山県産麦芽とドイツ産ブナのウッドチップでスモークした麦芽を原料に発酵させた醪を蒸溜し」と説明があり、なんと蒸留所の近くで 収穫された大麦を1部ウイスキーに利用しているようです。またドイツ製の麦芽をもろみにするなど、 実際にどのような原材料を使ってウイスキーを作っているかと言う説明があるので、本当に信用のできる会社なんだと実感しました。 近年の国内ウィスキーは、原材料がどの国のものかさえ全くわからずに、どのくらいの期間ウイスキーを木樽で貯蔵していたかさえわからない謎のウイスキーばかりです。
味わいは実際飲んでいないので分かりませんが、製法を見る限りはこのような蒸留所は、ボトルを買って寝かせておくのも良さそうです。
アイキャッチ画像は、https://www.msb.co.jp/whisky/より引用しました。
シングルカスクウイスキー岡山コレクション2021
価格 220,000 円 (税込)
「シングルカスクウイスキー岡山コレクション2021」は、岡山県産麦芽とドイツ産ブナのウッドチップでスモークした麦芽を原料に発酵させた醪を蒸溜し、「杉樽」「栗樽」「バーボン樽」に入れ、熟成させたシングルカスクウイスキー岡山 700mlの3本セットです。アルコール度数はいずれも60度で、樽による味わいの違いをお愉しみいただけます。箱は、地域の特色や技術を生かしながら、自由な発想で新しいモノづくりに取り組む、日本各地の若き「匠」として「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」に選ばれた伝統工芸士のこだわりが詰まった専用の桐箱となっております。
杉カスクストレングスの特徴
ニューポットを杉の木を使用した樽に入れ3年9ヶ月熟成。
色:深み掛かったオレンジ。
香り:和を思わせる杉の香り。ドライで、ウッディーな香りに満ちた深い余韻が長く続く。素朴だが力強い。
味:清澄な杉の優しい甘み。口に含むと、キャラメルやバニラのような甘さを感じ、レモンやライムの酸味と調和している。
栗カスクストレングスの特徴
ニューポットを栗の木を使用した樽に入れ4年2ヶ月熟成。
色:少し明るめのチョコレートブラウン。
香り:優しく訴えかけてくる懐かしい木の香り。ドライフルーツを思わせる甘い香りと余韻にほのかに栗の香り。
味:安納芋、マロングラッセ、カスタードクリーム、ナッツ様の甘さ。
バーボンカスクストレングスの特徴
ニューポットをバーボン樽に入れ5年間熟成。
色:オレンジイエロー。
香り:アメリカンホワイトオーク由来のフルーティーな香り。バニラ様の香り。
味:5年の熟成の結果まろやかさとナッツ様の甘さが感じられ、甘みが際立つ。
抽選期間: 2021年11月1日~2021年11月30日
抽選後購入期間: 2021年12月1日~2021年12月7日
商品発送時期: 2021年12月中旬以降
予定販売数量: 30個