
当サイトではスコッチウイスキーを中心に投資情報を公開していますが、人気の国産ウイスキーも相場分析をしてみました。
長らくウイスキー愛好家をしているのですが、『厚岸』というウイスキーを今まで飲んだことがありません。少し前までは国産シングルモルトにNAS(年数表記なし)なんて売っていなかったので、今さら高い値段で飲もうとは思えないのが本音です。
大陸系のSNSでは、相変わらず国産ウイスキーが人気ですが、なぜか「サントリー」「ニッカ」「イチローズモルト」「軽井沢」に偏っています。
最近ウイスキーを初めた日本人に人気の新興蒸留所は、ごく一部のマニアしか飲んでいないようです。今後、新興蒸留所の相場がどうなるか気になりますね。

上記のように、数日前の投稿ではサントリーのセンチュリー40年を抜栓して飲んでいる様子が……。このウイスキーはカガミクリスタルの特注ボトルで、空のガラスだけでも100万円近くで売買されています。金に糸目をつけないバブルを感じさせ、豪快ですね。
厚岸 シングルモルトウイスキー 寒露2020チャート
公式サイトを見ると、秋の始まりから命名したようです。蒸留機や貯蔵樽、酵母、麦芽についての説明はありません。
熟成年数も触れていないので、何年物かは分かりません。アルコール度数が55%なのは、貯蔵年数の短いアルコール度数が高いものを加水したと考えられます。他のボトルでも48%か55%に調整されています。
「厚岸 シングルモルトウイスキー 寒露」
厚岸ウイスキー「二十四節気シリーズ」の第一弾です。
寒露とは二十四節気の「17」。
秋の長雨が終わりを告げるころ、野草に冷たい露が宿り、本格的な秋の始まりとなります。ストレートはもちろん、お好みで少量の加水、トワイスアップ、オンザロックなどあらゆる飲み方をお楽しみください。
時間をかけてゆっくり飲むと、香りが花開いて一層お楽しみいただけます。
香り ドライフルーツのような甘い雰囲気を纏う重厚な香り
味わい いちご、オレンジ、リンゴ、シリアル調の香りにレモンの酸味とミルク様の甘味 余韻 ホワイトペッパー様のスパイシー、チョコレート様の甘みが続く
タイプ シングルモルト 原材料 モルト
アルコール分 55% 容量 700ml 希望小売価格 16500円(税込)

定価は16,500円のこちらのボトル、2020年当初は25,000円前後でヨコヨコで売買されていました。リリース当初は、半年くらい目立った動きがありませんでした。
2021年春ころから急騰して4万円に、そこから夏にかけて7万円チャレンジを繰り返します。流通量が増えたためか需要が少し下がったためか、4~6万円をウロウロして、今年の春から再び高値更新に向かってチャレンジしています。
底値が4万円、レジスタンスラインが5万円でしょうか。流通量がどれだけあるか分かりませんが、このあたりの価格帯であれば購入するのも良いかもしれませんね。
免責事項
当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。大量の酒類を個人売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。