
おはようございます。
先日公開した、“Performance”有料コースですが、まだコンテンツ未公開にも関わらず、さっそく数名の方に登録して頂き誠にありがとうございます。Performance専用コンテンツも今後増やしていきますので、今しばらくお待ちください。
さて、ここ数日少し慌ただしく簡易チャートレポートとなり申し訳ありません。響のアクセス数が多く、引き続き17年も分析したいと思います。
実はこのボトル、取引数が異常なまでに多く、全て解析すると8千件近いビッグデータとなっています。そのため過去10年の主要な500件に絞ってチャートを作成しました。8千件の分析とは若干相違ありますが、全体的な流れとしては近似するはずです。
最も安値の取引は2012年5月13日の3,500円です。当時6千円程度で新品販売されいて、何度か飲んでいましたが、まさか6万円以上になるとは思いもしませんでした。
3千円代の終了はさすがに少なく数件ですが、4千円代は数十件、5千円代は100件以上の落札履歴があります。2014年末から2015年春の国産ウイスキーブームで一気に跳ね上がり、価格が1万円代に乗ります。

そこから2017年まで2年ほどレンジ相場になり、1万円〜1万2千円ほどをウロウロします。2018年に大陸系と予想される市場の買い占めがあり、瞬間的に4万5千円に高騰。
そこから少し落ち着き3万円代を維持、2020年末から再度高値チャレンジをして、現在の5~7万円になっています。ラベル違いや限定品などは10万円超えることもありますが、チャート上ではできる限り弾いています。
10年前は、山崎18年が12,000円前後、響が5,000円前後だったことを考えると、現在の価格は1200~1500%となり上昇率としては近いものがあります。
これは本当に自信がないのですが、10年前にたった5千円や1万2千円だったウイスキーが、これ以上にどんどん上昇するかどうかです。もしも中国市場だけでなく世界的な需要が高まり、絶版ウイスキーが市場を獲得する場合は、響17年もこのまま10万円チャレンジをして高値更新を続けるかもしれません。このあたりは全く読めませんね。
ただ、山崎や白州に限っては過去半年の相場が頭打ちしているので、「今年即上がる」ということにはならないと予想しています。もみ合いを続け、1~2年後に上に抜けるという可能性はありますが。
余剰資金があるのであれば、響17年は流動性が高く即時売却が可能な銘柄ですので保有しておいても良いかもしれません。参考にして下さい。
2022年5月27日追記
2021年10月から、ここ半年のチャートも作成しました。

母数は500件ですが、信じられないほどにボックス相場になっています。「ゴールドラベル」「裏ゴールド」や意匠ボトルを弾くために最大値を70,000円で切っています。
それでも不思議と60,000円が上蓋となっているようです。
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