ついに反転の兆し?
春先に見事ブルジュ・ハリファを築いた「スプリングバンク」ですが、驚異の売り浴びせも収まり、反発の兆しをみせています。
ブルジュ・ハリファをご存知ない方のために解説すると、チャートがドバイの超高層ビルのように、地上から天へ向かって一気に伸びて、再び地上に戻ってくるチャートです。
仮想通貨でしばしば揶揄されますが、瞬間風速的にブームが来て、すぐに利確&売り浴びせをすることによって完成します。
このチャートをみると、22,500円がブーム前の相場です。
昨年春の一度目のブームは22,500円から80,000円に上昇しています。このことから、現在の50,000円以下の価格は底値域に近いと推測できます。
このようなブームになった銘柄は、よほど供給量が安定しない限り、ぴったり同じまでは価格が収束しません。ましては物価高で仕入れ価格も大幅に上がっているので、35,000〜45,000円を切ることは少ないのでは?とみています。
そうなると、今回の50,000円程度が一旦の底値となり、日本への輸入割当数によっては再び60,000〜70,000円以上を目指すのではないか?と思います。
チャートで底値を読むのは難しいですが、下落幅が一気に狭くなっています。これは潜在的な買い圧力がある、または売るのに渋っている状況で、揉み合っている証拠です。
手探り状態ではありますが、欲しかった人はエントリーするには良い相場観かもしれませんね。先ほどのアードベッグの限定ボトルのように、売り浴びせされた底値で買えたら一番ラッキーです。
1本40万円を超えたマッカラン・エディションNo.1も定価は1万5千円で、転売屋の売り浴びせを受けた底値は9千円でした……。ここでちゃんと何本も買っておけばな〜と未だに後悔しています。
先のことは分かりませんが、うまくチャートからチャンスを得たいものですね。
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