最近は、国産ウイスキー・スコッチウイスキーどちらも反発、上昇の兆しがあり頻度に更新をしたいのですが、本業が忙しく遅れてしまいすみません。
今回は、昨年より話題のグレンファークラスについて簡易分析していきます。公式発表はまだですが、25年の定価が2倍近く値上がりするという話を見かけました。
Amazonの新品チャートを見てみると、昨日27,400円まで一瞬値上がり。現在は、22,140円まで戻っています。それでも長期チャートでみると、かなり上がっていることがわかります。
長期熟成ボトルはどうでしょうか。
2018年1月22日より販売開始した「グレンファークラス 1987-2017 30年 ファイナルファンタジー 30周年」は価格は37,000円。現在は10万5千円まで急上昇しています。
このチャートの面白いところは、2020年に向けて価値が下がっているところです。「ゲームタイアップで暴落するな〜」と思っていると急に反発して2倍近い価格になっています。
グレンファークラス 1991-2016 ファミリーカスク 信濃屋10周年記念
こちらも人気のボトル。信濃屋10周年記念のファミリーカスクです。
昨日、ついに10万円台まで上昇しました。
定価はわずか24,200円です。今となっては信じられない価格帯ですが、2016年にはこの価格で普通に買えてしまうものでした。
同じような1989年、1990年スペックでも3万円弱でした。
チャートを見ると2018年までは、36,000円台をきれいに推移していたことが分かります。需給の均衡がとれているのか、きっちり定価の1.5倍で売買されています。
それが2020年頃から少しずつ上昇して、2021年には6万円台。そこからも続伸をして、ついに10万円を超えました。
先入観から「1990年スペックは10万円を超えないだろう」と思っていたのですが、あっさり超えてしまったので、ここが頂点ではなく多少上下しても更に上昇していくと考えられます。
なぜなら2020年までは、ファミリーカスクを豊富にリリースしていましたが、2021年から極端に出荷が絞られているためです。コロナや戦争など様々な要因が重なっていると思いますが、以外に長期熟成のシングルカスクを安定してリリースできる原酒が減っているのでは?とも勘ぐってしまいます。
去年の2月10日のスクリーンショットです。
グレンファークラス40年が、115,800円で販売されていることが分かります。
2023年3月24日現在では、204,500円まで上昇しています。2倍近いですが、それでもシェリーカスクのシングルモルトが40年熟成で、この価格なら妥当な気がします。
MoMでは、167,040円でお一人様1本限りで販売されています。
円ポンドレートにもよりますが、円高に少し触れたタイミングがあれば、個人輸入をしても良さそうです。
この価格帯だと関税や消費税を課税されることがありますが、並行輸入より安く買える可能性もありそうです。一番良いには空港の免税店などで非課税で買えるのが安く入手できます。
https://twitter.com/hide_ruquia/status/1638517224242819072/photo/1
出典元が見つからなかったのですが、この情報が正しいとすると25年が45,000円、30年・40年は更に大きく値上げされるはずです。
既に高い感覚はありますが、長期保有するのであれば、まだ買いであるといえそうですね。
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