希望小売価格200,000円の「マッカラン25年」ですが、乱高下が続いています。特にひと世代昔のボトルは、50万円をタッチする勢いです。
チャートを見ると、「定価安い!」と思ってしまいそうな相場ですが、数年前まではさらに安い価格で販売されていました。2022年4月1日には、マッカラン25年の希望小売価格が150,000円から160,000円に改定。それまでは15万円以下で入手することも可能だったほどです。
取引件数が少ないので今回は2015〜2023年でチャートを出してみます。
2022年の急騰がいかに凄まじかったかが分かります。
注目したいところは以下の箇所です。
2015年には10万円ぴったりで売買されていましたが、2018年の20万円までは徐々に上昇していきます。
2018年のAから2020年のBまでは、まるまる2年間も下げ相場が続いたということです。誰にでも15万円でマッカラン25年が買えるチャンスがあったということです。2020年11月に買っておけば、今現在でも200%達成しています。
問題は、下げ相場がいつまで続くか分からない点にあります。
Bの時点が今日であったならば「Aがピークで、マッカランの需要は下がり続けて暴落する」と思ったはずです。同じことがCでも起こっています。急騰しすぎた調整として、現在は反転して下落トレンドを形成しています。
現在は相場を探っている状況で、新ボトルは27〜33万円程度。旧ボトルは40〜50万円を意識しています。
マッカランはブランディングのために高額価格帯にシフトしていますが、今後も供給量を絞るのであれば、再び高値更新をしますし、供給量を増やせば下落します。
かなり不確定要素が大きいですが、必ずどこかで大底があるので、そのタイミングで購入するのも手段だと思います。
これは完全に個人的な予想ですが、瞬間的に20〜25万円まで売り込まれるタイミングがあれば拾うチャンスかもしれません。(更に下がったらすみません……)
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