今年になってから、山崎・白州以外に、ジャパニーズ ハーモニー響が少しずつ相場を戻してきています。
チャートを見てみると、今年の1月頃には安かったジャパニーズ ハーモニーが、 現時点では20%ほど相場を押し戻しています。
それでも完全な上昇トレンドに戻ったかというと、確定はできません。
昨年の6月以降のアベレージを見ても、その水準に僅かに満たない状況です。 ここからもう一度、昨年の相場に戻るのか、 それとも現在は少し反発しただけで再び1万円以下を目指していくのか、 この辺りの判断は難しいところです。
具体的にチャートを見ると、今年の初めはAの赤い丸の部分、こちらが大底になっています。 そこから3月に向けて価格を上げるのですが、再び4月に入り少し下落。 現在はレンジを狭めつつも横々を推移している状態です。これがBになります。
こちらの響17年は現在販売されていない昔のものです。
年代によって価格が少しずつ異なるのですが、大まかな流れはつかめるのでチェックしていきましょう。 まず、昨年3月頃には5万円台、今日6万円に満たない程度でしたが、それが秋以降急落し、4万円台まで達し、わずかではありますが反発の兆しが見られます。
これは一つの仮説ですが、 ウクライナの戦争や世界的なインフレなどによってあらゆる商品の価格が上がっています。 経済状況が安定していた場合は、 ウイスキー投資の相場はさらに暴落と呼べるほど下がっていたはずです。
それが物価の高騰や輸入、インフレ、為替など複合的な要素によって、 ゲラック幅を狭めているのではないでしょうか。
前回は10%幅の値上がりでしたが、今後の値上げ幅は予想もつかないほどです。
このインフレを味方につけるというのは方法の一つです。
少しジャンルは異なりますが、先ほどデパートの化粧品売り場で、 外国の有名ブランドの化粧品を眺めていたのですが、 ほんの2、3年前の値段と比べて、20%から50%値上がりしているものが見受けられました。
このように身近なもの、特に輸入品に対しては値上がりが連続しているので、 ウイスキーも長期保有することによって、インフレとして価値が上がっていくと予想できます。
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