定価11,000円の「山崎リミテッドエディション2023」ですが、相場が定まってきたので初動をチャートにしてみます。
その前に「山崎 リミテッドエディション 2022」を振り返ってみましょう。昨年はブームが頂点だったこともあり、8万円スタートで5万5千円に。そこから売り優勢になり、右肩下がりで2万2千円をタッチ。
一旦の大底で、3月に向かって3万円まで相場を戻します。現在は2万5千円を前後しているところです。
去年までは5万5千円が数十件以上と、しばらくサポートラインが固い相場を形成していましたが、今年は一瞬で下落して2万6千円から3万円が支持線になっています。
6月中旬に入ってから底値が固くなっているので、もしかしたら3万円を安定して抜けるのでは?と予感させる状況です。そのシナリオになる場合は、過去のリミテッドエディションの中でも珍しく初動が低く、徐々に上がるチャートとなりそうです。
上がった場合は、時間をかけて3万4千円〜3万8千円を目指しそうですね。
「リミテッドエディション」ではありませんが、山崎価格推移の指標としているオーナーズカスクは、1986年ミズナラが一昨日243万円で落札されました。
昨年末に最高値の350万円を叩き出して、昨月まで200〜210万円まで下落していました。そこから10%ほどの値を戻していることから、「リミテッドエディション2022」の価格上昇と一致しています。
このまま全ての国産ウイスキーが上昇相場に乗るか分かりませんが、日経平均株価の回復に連動するようにして、徐々に相場が戻っているようですね。
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