去年の9月に公開した「ブレンデッドウイスキー価格に異変?バランタイン30年が上昇」では22,000円程度まで相場が上がっているとレポートしました。
そのあとの相場がどうなったか、再度チャートを分析してみます。
こちらが昨年夏のチャートです。18,000円から22,500円まで上昇していることが分かります。今回はバランタイン30年の700mlで絞ってチャートを作ってみました。
昨年の9月は22,000円前後でしたが、そこから少し上昇して一時的に25,000円までタッチして、現在は少し相場が落ち着いています。
それでも昨年の夏よりは下がっていない状況です。
Keepaを確認すると2022年までは25,000円、2022年4月には28,000円。その後、39,380円で固定されています。
仕入れ価格が上昇したためか、これより安く販売しているページはアマゾンでは少ないようです。楽天市場での最安値は36,800円です。
このことから、中古品を除いて3万円台後半で販売されています。バランタインはブレンデッドウイスキーでシングルモルトよりは大量生産が可能で、贈答用などで日本国内で数多く流通しています。
それを考慮するとすぐには値段は上がりませんが、長期的には30,000円に向けてゆっくりと上昇していくのではないでしょうか。
原酒のストックや供給量が比較的多いシングルモルトの「グレンファークラス」も比較してみます。2018年までは50,000円での販売が見当たります。
現在は112,980円まで2倍以上になっています。
過去10年でチャートを作ってみます。
2013年は最安値が12,500円(!)そこからジワジワ上がり、現在は50,000円〜70,000円のレンジで売買されています。旧ボトルや箱の有無など条件が様々ですが、きれいな右肩上がりのチャートを描いています。
販売価格が10万円超えて来ているので、こちらもまだ上昇しそうですね。
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