
昨年、瞬間風速15,000円を達成した「I.W.ハーパー 12年」ですが、昨年9月の時点では以下のような状況でした。

夏場に一瞬だけ反発の予兆をみせるものの、騙し上げで反落。
そのまま底値を模索していました。
今回、再びチャート相場分析をしてみました。

昨年5月から下落を続け、10月に大底の6,300円アベレージをつけます。ドン・キホーテや酒販店の定価が6,160円程度だったので、プレ値無しまで押し戻されたことになります。
ところが、12月末にかけて少し上昇。7,000円台をタッチします。
再び今年1月に売り圧力が優勢になり6,500円台に戻します。
そこから反発をして7,000〜7,500円まで価格を上げています。
昨夜は7,986円で落札されています。

このことから、一旦底値を抜けて再度上昇トレンドに切り替わったのでは?と読んでいます。
これが一時的なものか、再び15,000円に向かって上昇し続けるかは判断ができませんが、6,000円台で入手できるのであれば「そろそろ拾っても良いかも?」という相場かと思います。
昨年、転売目的の方から「I.W.ハーパー 12年を60本買いました!いつ上がりますかね?」と元気の良いDMが来ましたが、救われる相場が来ると良いですね……。だいたい安値で売ってしまうのが定番ですが……。大量売買は特に税法上の注意も必要です。

I.W.ハーパーとは関係ないのですが、昨夜面白いオークションが終了していました。「オールドウェラー 7年」というバーボンです。
取引件数が少ないので2013年からの過去10年チャートになっています。最安値は2013年5月の5,500円、最高値は2021年10月28日の253,034円です。

箱付きのものが、12〜14万円程度が現在の相場になっているようです。
あまり詳しくないのでChat-GPTに聞いてみました。
オールドウェラー 7年 (Old Weller 7 Year) は、ウェラー (Weller) ブランドのウィスキーの一種で、7年間熟成されたアメリカンバーボンです。ウェラーは、ウィリアム・ラルー・ウェラーが設立したウェラー蒸留所 (W.L. Weller Distillery) に由来し、現在はサゼラック・カンパニー (Sazerac Company) が所有しています。
オールドウェラー 7年は、一般的にウィートバーボン(小麦を使用したバーボン)として知られています。これは、ウィスキーのマッシュビル(原料の穀物を糖分に分解する過程)で、トウモロコシに加えて、ライ麦の代わりに小麦が使用されていることを意味します。このため、オールドウェラーは、スムーズで柔らかい風味が特徴的で、バニラやキャラメル、オークの香りが感じられます。
オールドウェラー 7年は、ウィスキー愛好家によって評価されており、中でもバーボンコレクターに人気があります。ただし、現在ではオールドウェラー 7年は生産が終了しており、市場で見つけるのは難しいことが多いです。現行のウェラー製品には、Weller Special Reserve, Weller Antique 107, そして Weller 12 Yearなどがあります。
ということで、小麦のバーボンで柔らかい甘みがするようです。12年物などもあるようですね。今から買うのは根拠もないことから、買付余力と無茶な勇気が必要ですが、再度上昇した場合は25万円を意識しそうですね。
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