昨日、久々に休みが取れたので新宿を散歩してきました。
実店舗のウイスキーの在庫状況をチェックしたのですが、驚くほどに入荷が少ないです。
国産ウイスキーは相変わらず壊滅的です。SNSでは、「やまやの地方店舗」にNASの国産ウイスキーが大量入荷していると話題になっていましたが、新宿界隈の百貨店や大手酒販では見当たりませんでした。
私は山崎12年を定価で発見しても買うことはありませんが、たまには「発見しました!」と報告してみたいものです。
さて、スコッチウイスキーを中心に紹介してみます。
新宿界隈では最も有名な酒販店様ですが、シングルモルトウイスキーが信じられないほど少なくなっています。
2017年頃から年に数回は通っているのですが、2020年頃までは非常に在庫豊富でした。蒸留所のオフィシャルボトルは10年、12年、18年、21年と揃っていましたし、ボトラーズブランドも定番蒸留所の品を豊富に揃えていました。
2022年は在庫が壊滅的
昨年2021年の夏までは、銀座、東京駅(日本橋・京橋)、新宿どこも在庫が豊富で価格も安かったです。秋頃から急激に在庫が減り、2022年の今年になってからすっかり無くなってしまいました。
9月になり半年以上経ち、年末が見えてくる状況ですが在庫が来ません。
例えば上記写真のグレンファークラスは10年、12年しかありません。
一昔前はイオンやジャスコにも、17年と21年がありました……。
マッカランも壊滅的で、グレンドロナックも12年とピーテッド、辛うじてグレンマレイなどニッチな銘柄は18年が置いてあります。
グレンモーレンジ18年さえなかったので、都内のウイスキー事情は想像以上に厳しいです。
新宿の真ん中ですが、地方都市にある成城石井のような品揃えになってしまっています。
決して店舗が悪い訳ではなく、ビック酒販など大量に在庫を持っている店舗でも品切れが目立ちます。
こちらはグレンモーレンジ18年やグレンキースの長期熟成品、モリソン&マッカイのカーンモア(セレブレーションではない)ボトルなど、頑張って揃えていることが伺えます。ブルイックラディのアイラバーレイも在庫するなど、かなり揃っている方かもしれません。
ついでに新宿伊勢丹にも立ち寄ってみたのですが、国産ウイスキーは全滅。スコッチウイスキーはさすがで、グレンファークラス25年(3.8万円)やカリラ25年(5万円)、ハイランドパーク25年(9.2万円)まで!!
ブラックアダーやダンカンテイラーの「オクタブ」シリーズなど非常に攻めています。独自の物流網を持っているのか分かりませんが、希少なボトルがゴロゴロ置いてあります。
先日もオクトモアの11シリーズなどがひょっこり姿を表したり、昔の良いボトルが出てきたりと、倉庫のような所で過剰な在庫を眠らせているのかもしれません。
新宿ではありませんが、数日前に行った上野駅近くの「スーパー吉池」も手頃な価格でシングルモルトを扱っています。ネットショップ並のコスパで、定番商品が並んでいるので、こちらもお勧めできます。
ただ、やはり長期熟成の18年以上のボトルは中々見かけることがありません。
バランタイン7年なんかは、アマゾンよりも安い値段で、セールを頑張られているようです。このスーパーの近くに、例の「お酒買取専門店のボトルオフ BottleOff上野店」があります。
こちらの店舗は品揃えがすごく、吉祥寺駅や高円寺駅近くの「リカーオフ」の品揃えよりはるかに良いです。名古屋大須のリカーオフは在庫が良いのですが、吉祥寺と高円寺は何度行ってもあまり在庫がありませんでした。
国産ウイスキーとスコッチが豊富ですので、近くに行ったらお勧めできます。
他にもマニアックなスコッチウイスキーであれば、池袋の某有名店や、目白の有名店も在庫が豊富です。このようなお店は、すぐ飲んで楽しむ方が優先ですので、買い占めや価格の調査などはされないほうが良いと思います。
少しまとまりの無い文章となってしまいましたが、実店舗の酒屋さんは国産ウイスキー、スコッチウイスキーいずれも入荷が厳しい状況です。
百貨店に関しては、自社で在庫を抱えているところは強いようです。ただし、お値段も百貨店価格です。
銀座界隈はさすがに在庫が多く、ときどきグレンドロナック21年のようなレアウイスキーを定価で発見できます。ボトラーズウイスキーは現状では銀座界隈が一番強いように思えます。
中古ショップは在庫がマチマチですが、上野のように驚きの在庫を抱えているところもあります。
参考になりましたら幸いです。
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