
「今年の値上がりはやばい!」と大騒ぎして一年近く経ちましたが、アマゾンでの価格はどうなったのか?まだ年末ではありませんが振り返ってみます。
今回は誰でも無料で使えるツールの「keepa」、他にも色々な商品を分析できるので、まだ使ったこと無いかたは試してみてください。

ザ マッカラン 12年 シェリーオーク 40度 700ml [正規品]
1月の最安値8,800円から14,000円まで上昇しましたが、入荷が少しだけ安定したのか12,397円まで若干値下がりしました。来年4月にサントリー値上がりするので、今から下がっていくとか考えにくいですが、一服した状態です。

ザ マッカラン 18年 [ ウイスキー イギリス 700ml ]
こちらは過去10年ですが、今年の値上がりが異常なことが分かります。
というか、マッカラン18年って15,600円だったんですね!?
去年までは29,800円、今年は一気に上昇して72,000円をタッチして反転、現在は56,400円です。
値下がりしたというよりは、株価のように「調整」しているのだと思います。体感的ですが50,000円を切らないのではないでしょうか?

シングルモルトウイスキー 山崎12年 (正規品・箱なし) [ ウイスキー 日本 700ml ]
こちらは暴落もせず、値上がりもしないヨコヨコな山崎12年。
今年の5月から販売価格がぴったり25,000円と、拮抗した状態が続いています。中国市場が勢い落ちたといえ、未だに人気があります。
さすがに来年くらいから生産体制が整って、少しずつ出荷が増えそうですが、このインフレによって価格が下がることはないのかもしれません。

サントリー山崎18年 700ml カートン付き
155,000円のピークをつけた山崎18年、現在は120,000円まで下げています。思ったよりも下げ幅が少なく、100,000円を切る様子はありません。
今年の上げ方が異常だったので、もっとビットコインのように暴落が来ると思いましたが意外にも下げないですね。
このままずっと下がり続けるとは考えにくいので、どこかで反発するかもしれません。ただ、まだしばらくは下げトレンドを継続しそうです。

竹鶴ピュアモルト [ ウイスキー 日本 700ml ]
竹鶴12年が終売して早いものですね。NVでも高い値段が続いています。年始7,000円でしたが10,800円まで上昇し反落、現在は8,500円〜9,000円を推移しています。
さすがにNVはそこまで価値が上がると考えにくいです。出荷数量を増やせるものなので、投資には向いていません。

サントリーウイスキー 響 JAPANESE HARMONY [ ウイスキー 日本 700ml ]
こちらもヨコヨコ続きの響。やはりNVで出荷調整で、ある程度安定をして供給されているためかそこまで値上がりが維持していません。
年初の12,500円から15,500円まで上がって、そのまま維持しています。

【ギフト プレゼント に】シングルモルト ウイスキー ボウモア 12年 [イギリス 700ml お酒 ギフトBOX入り]
ボウモア12年は、過去数年を比較しても特に値上がりをしていないようです。アイラの中でもサントリー傘下で供給量が多いためか、ウイスキー愛好家にはありがたい存在ですね。

ラガヴーリン 16年 箱入り [ ウイスキー イギリス 700ml ]
年初の7,100円から8月には19,800円まで上昇しましたが、現在は少し落ち着き16,880円になっています。
それでも信じられないほど高いですね…。数年前まで4,000円台だったのが信じられないですね。

カリラ 12年 箱入り [ ウイスキー イギリス 700ml ]
カリラ蒸留所は生産量が多いだけあり、ある程度価格が安定しているようです。ただ3,500円程度のイメージが強いので、オフィシャルの12年で5,240円は高いような気がします。
来年は6,000円台に乗ることも考えられますので、好きな方は今のうちに買っておいたほうが良いかもしれませんね。

アランモルト 10年 [ ウイスキー イギリス 700ml ]
年初4,000円だったアランモルト10年も7,500円まで上昇してしまいました。一時10,500円まで上昇していたので、本当に信じられないほどです。
2020年まではアランモルト18年が7,000円台で購入できたので、過去最大級の値上がりとなりそうです。去年までは、やまやで18年が8,000円だったので、購入していた人はラッキーでしたね。

グレンファークラス12年 [ ウイスキー イギリス 1000ml ] [ギフトBox入り]
去年まで3,800円だったグレンファークラス12年も、ついに5,400円まで上昇してきました。去年まで15年が4,980円だったのでアランモルトと同じように価格が逆転しています。
長期熟成の値上がりや欠品は酷いので、今のうちに入手しても良さそうですね。

グレンドロナック 12年 オリジナル オールシェリー 43度 700ml [並行輸入品]
え!?7,500円!?という驚きの価格です。
グレンドロナックは去年まで18年が10,000円、21年が13,000円でした……。
本当に何がなにやら分からない相場ですね。
去年は4,400円、2017年までは3,500円で購入できたようです。アマゾンの手数料が入ってこの価格ですので実店舗では2,980円などあったのではないでしょうか。
2022年冬のアマゾン価格はどうなった?
主要なウイスキーを簡単に振り返ってみましたが、どうでしょうか?
2021年と比較しても下手すれば200%近い上昇も連発しています。来年2023年どうなるか…誰にも分からない状況です。
ただ、サントリーやニッカ、アサヒなど値上がりが確定しているので、今年より値下がりするというのは考えにくいかもしれませんね。
今のうちに欲しいウイスキーを購入することをお勧めします。
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当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。大量の酒類を個人売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。