昨年の春からスコッチウイスキーが欠品し、価格の上昇が起こりました。
1万円程で売られていた18年熟成のシングルモルトは、2万円近くまで値上がり、一部はいまだ欠品が続いています。
秋頃には値上がりが一旦収まり、ピークから取引価格も少し下落しています。そんな中、掲示板やSNSでは「2022年秋から冬にはコンテナ船の混雑が収束して大量に入荷する。今の異常価格も収まる。」と推測する人が出てきました。
確かに港湾混雑緩和などでコンテナ船の混雑や遅延は緩和し、物流が回復しつつあります。マクドナルドのポテトが一時販売中止になったのも、あの頃の一度だけで、様々な商品が安定して入荷されるようになりました。
それでも肝心のスコッチウイスキーは入荷が安定せず、昨年夏からウイスキーの売り場はガラガラ、無名ブレンデッドウイスキーで埋められる事態になっています。
都内の大型店舗を見て回っても、ブレンデッドウイスキーやグレンリベット、台湾ウイスキーのカバラン(KAVALAN)が棚を専有しています。どれも味は良いのですが、2021年まで大量に売られていた王道マッカランやボウモア、ラフロイグ、アードベッグなんかは姿を消しています。
ウイスキー投資の方向性を定める
例えば「株を買いたい人」へのアドバイスは様々です。例えば鉄道会社など株価変動を受けにくいものから、急成長している半導体やIT系の株、実績の乏しいギャンブル的なバイオ株など、投資家の考え方や方向性によって選ぶ構成が異なります。
ウイスキー投資も同じように、いくつか方向性があります。
一例では以下のような分類になります。
-
値段が高く、人気のあるボトルに投資する
-
今後だんだん品薄になるであろうボトルに投資する
-
マニアが好む流動性の低いボトルに投資する
1.値段が高く、人気のあるボトルに投資する
投資で成功しているテスタ氏の動画で面白い推察がありました。東大生・京大生が株式投資で成功しにくい理由というものですが、単純に彼らの頭が良すぎて会社の本質を分析する能力が高すぎるというものでした。
新しい技術を発明したベンチャー企業が上場したとして、本質的な技術の価値が低いとしても、大衆が熱狂するのであれば株価が上がるという理論でした。
確かに一理あり、テスラの株価も2019年の14ドルから2021年の407ドルまで、わずか3年で30倍まで膨れ上がりましたが、肝心の車の生産能力や完成度、販売数は時価総額がトヨタを超すほどではありません。
それでも大衆が熱狂したために、株価が加熱相場になりました。
同じことがウイスキーにも当てはまり、愛好家は「マッカランの味が不味くなった」「山崎の質が下がった」と本質的な部分を判断しますが、実は「大衆がどのウイスキーを推すか」が大切です。そんな理由から、今も国内の新興蒸留所がたった3年しか熟成していないボトルに数万円の価格をつけて落札されているのです。
冷静に考えると、技術や原材料が研究されつくしたスコッチウイスキーの18年物と、日本国内の新興蒸留所の3年物ウイスキーが同じ3万円なのはおかしいと分かります。趣味嗜好の違いはあれど、明らかに前者の方が技術力も、酒のしての完成度も高いです。
話が複雑になってしまいましたが、味や品質を無視して「みんなが好き、値段が高く、人気のあるボトルに投資する」のであれば、山崎、軽井沢、マッカラン、ポートエレン、ローズバンクなどの10〜50万円程度の高額価格帯を1本保有すれば時間経過とともに、ゆっくりと上昇する可能性があります。
人気のあるウイスキーは乱高下がはげしく、株や仮想通貨と同じように、下落を耐える握力が必要です。直近のRare101のチャートを見ると現在は下落トレンドに突入しています。
前回のマッカランの下落相場である2017年のAから2020年のBまでは、3年間も下落を続け、今にも暴落しそうなチャートを形成していました。
ところが、そのまま強い握力でホールドしていた人はCに向かって上昇をしていき、50万円まで値上がりを享受できました。現在は45万円まで下げていますが、保有期間が長ければ長いほど低リスクで含み益が高くなることが分かります。
現在はCから未来のDに向かっている途中で、下落がどこまで続くかは分かりません。インフレの追い風で上昇に反転するのでは?という見方もあります。
2.今後だんだん品薄になるであろうボトルに投資する
この方法は、現在は人気がそれほど無いボトルでも、ジワジワと品薄になると予想して先回りする方法です。
例えば1〜2年前まで酒屋で見かけることの多かったカリラ25年、2018年〜2021年までは1万5千円でした。昨年の欠品の煽りを受けて、ジワジワと値上がりをして今は2万5千円から3万円を推移しています。
こちらが現在の販売しているショップのスクリーンショットです。
昨年2022年4月のスクリーンショットをご覧ください。
1年前は9,000円近く安かったことがわかります。このような、王道のアイラ蒸留所の長期熟成ウイスキーなどを購入しておくことで、時間が掛かりますが下落リスクを抑えて投資することができます。
この技法は、山崎12年などの現行品で生産量が増えているものはリスクが高いです。同じようにグレンリベット12年やグレンフィディック12年なんかも流通量が多いので上昇しません。
ひとつの目安となるのは、スコッチウイスキーのシングルモルト18年〜25年のレンジ、蒸留所の公式ボトルが相場が下がりにくく狙い目であるということです。
3.マニアが好む流動性の低いボトルに投資する
興味深いのは、オフィシャルボトルではない「シークレットボトル」でも価格上昇するということです。シークレットボトルは蒸留所の名前が非公開で売られるものですが、以下のようにヒントが描かれることがあります。
2020年5月にリカーマウンテンより発売された「ファイネスト スペイサイド 32年 1987 48度 700ml」は、「\円熟を極めた究極の”ロールスロイス“/」と銘打たれ、税込み36,300円で販売されました。
ロールス・ロイスは英国の超高級車ですが、マッカランが“シングルモルトのロールスロイス”とガイド本で紹介されたのは有名です。安直に中身がマッカランであることを示唆しています。
当時ウォッチしていたのですが、最初の1ヶ月は何度か再入荷するようなものでした。ボトリング数が多いので、実店舗でも販売されて、余ったものは福袋の景品にもなっていたようです。
https://twitter.com/4c0lyebPcQisHDv/status/1271418789842677761
さて、そんな実質マッカラン32年といわれるシークレットスペイサイド。
数日前の2023年3月5日には以下の価格で落札されています。
何度か10万円を上回ることがありましたが、スコッチ下落でも9万円台を維持しています。300%とまではいきませんが、2年半で264%上昇しています。
10万円で3本買っておけば、現在でも30万円相当になった計算になります。このまま5〜10年保有しておけば、更に上昇すると予想できます。
ウイスキー投資、買った方が良い銘柄10選
まとまりの文章となってしまいましたが、上記のように「ひとつの方法だけ」ではなく様々な投資方法・方向性があると理解して、ご自身にあったポートフォリオを組み合わせるのがお勧めです。
個人的におすすめしたい銘柄を10選紹介します。
01.マッカラン オスクーロ
ボーナスなど臨時収入で購入して、10年間は保有したい1本です。
日本国内の参考価格 224,500円 (税込)
WhiskyBaseでは平均1,574ユーロ=約228,018円
国内のショップでも22万円台で販売されています。
オークションでは弱気相場のあおりを受けて、2023年1月には10万円で終了しているほどです。
フィルムにはホログラムシールが付属しているので、偽物対策にはなっていますが、正規ショップと比較すると真贋が怖いところはあります。特にマッカランは偽物が非常に出回りやすいので、出どころが不確かなものは相場が安いです。
何度か10〜11万円台で落札が続いていますが、もしこの商品が本物であれば5〜10年保有すれば、まず値上がりすると思います。3000本限定ということなので、ゆっくり上昇しそうです。
02.マッカラン レアカスク
一昨年の記事、【ウイスキー投資】過去800件の取引を分析して分かった価格の推移で、ゴリ押ししたマッカランレアカスクです。近年のマッカランにしては美味しかったので、私自身も6本ほど所有しています。
ゴリ押しした時期はAの2021年11月、22,500円での落札が続き下値が固くなっていること、海外相場より極端に安いことから上昇すると予想しました。
結果はBのように35,000円ほどまで上昇、そこから少し値を下げ、最新バッチの「2021バッチ」が瞬間風速50,000円にタッチ。
そこからウイスキー全体相場の下落あおりを受けて、Dの32,000円まで下落しています。局所的に25,000円ほどまで下げているようです。
個人的に、今拾うチャンスかな?と見ています。乗り遅れてしまった人は、Dの価格で1〜2本購入しても良さそうです。
新品の価格と、オークション価格に乖離があり、現在は売り優勢ですが市場の中古が減ると再上昇すると予想できます。このままAのように22,000円まで下げることはないのでは…?と見ています。
ちなみにWhiskyBaseでは初期バッチ、最安価格が4万円台ですので日本だけかなり安い価格帯のようです。時間をかけて、この価格帯に近づきそうです。
03.グレンファークラス 1990-2019
マッカランほどではないですが根強い人気を誇るグレンファークラスです。
数年前までは、ファミリーカスクは何十種類と売れ残っていました。2021年ころから急に人気が出たのか、蒸留所の出荷数が減ったためか、店頭で見かけることがほとんどなくなってしまいました。
今回リリースされるグレンファークラスは、1990年と長期熟成でありながら、税込み60,000円に抑えられているコストパフォーマンスの優れた1本です。
2019年ボトリング、商品価値が上昇し、値段を上乗せできる今になって発売されていますが、それでも充分安いと思います。最近は、2000年以降蒸留しか見かけないので、今後も貴重になる1本だと思います。
予約終了してしまいましたが、転売で一瞬だけ上昇して、そのあと下がると思うので少し待って購入すると良いはずです。実店舗などでも入手できるかもしれませんね。
04.エクストラ オールド パティキュラー ボウモア 25年
ここ数年で、これほどまでにボウモアが入手困難になるとは思ってもいませんでした。10年前まではアイラモルトを嗜む人口が少なく、ボウモアを飲むだけで「マニア」と思われるほどニッチな存在でした。
当時はギリギリ1960年代の原酒も流通し、地方都市のウイスキーを扱う店舗にはデッドストックが置かれていました。
体感的ですが、2019年〜2020年頃になりボウモアのボトラーズブランドがバタバタと品切れをおこし入手が一気に難しくなりました。2018年頃までは、モリソン&マッカイのセレブレーションカスク ボウモアが3万円台で入手できるほどに在庫がありました。
今となっては1990年代の美味しいカスクストレングスのボウモアを飲むには10万円近い金額を出さなければなりません。
つい先日もSNSで話題になっていましたが、ダグラスレインのXOPも注目されるようになり、ボウモアもマッカランのような相場になってきました。
レビューサイトで有名なWhiskyNotesの影響も大きいのか、日本のウイスキー愛好家がこぞって何本も輸入しているようです。
もう少し手頃なボトルだと、6万円弱もあります。
1997年蒸留、21年熟成ですが、こちらも狙い目です。
XOPというのは、ダグラスレインの数多い原酒ストックの中でも最も優れたカスク=XTRA OLD PARTICULAR(XOP)から選ばれます。
ロットによって異なりますが、上記の場合は289本しか存在しません。こうしたマニア向けのボトルは、5〜10年すると本当に希少になるので、少しリスクを取っても価値はあると思います。
というか、私もお金があったら飲みたいです……。
05.ブティックウイスキー ポートエレン 33年
久々のポートエレンです。ブティックウイスキーなので味は美味しいとは思うのですが、飲んだことが無いので味わいは未知です。
とにかく数が少ないので、持っているだけで所有感も満たされます。ウイスキー愛好家の中でも、ポートエレンを1本でも持っている人は少ないはずです。
ごくまれに、何本〜何十本とポートエレンを持っている人がいますが、1990年代以前からウイスキーを飲んでいる本物のマニアばかりです。
私がウイスキーを始めた2007年頃には既に、酒屋などでは見かけることができませんでした。ローズバンクなんかは、かなり見かけましたが……。
20万円って、ちょっと安くない?と思うかもしれませんが、よく見るとこのボトル500mlなんですよね。ですので750mlだと30万円程度しそうです。色も濃く、33年熟成ですので山崎であれば定価でも500万円ほどしそうです。
ウイスキーマニアいわくポートエレンは「あー、無くなってから寂しく思うやつね」と後になって未練が出てくる元カノのような存在らしいです。
相場云々もありますが、1本持って家宝にしても良さそうです。
ちなみにハンターレインも出ています。こちらは、おいそれと購入できる価格では無くなっています。1983-2019年ですが、もはや中古車が買えてしまいそうな価格帯です。
06.ラガヴーリン 12年 カスクストレングス 2012
武川蒸留酒販売様が続いてしまっていますが、本当に良いウイスキーがまだ残っています。
例えばラガヴーリンの12年カスクストレングス、2012年発売。
まだアイラモルトのブームが来ていない2012年のラガヴーリンです。
最近のラガヴーリンは質が急激に劣化して、現行品の16年はピートがおもちゃのように思えるほどにチープです。昔の印紙や王冠時代のラガヴーリンを飲んできた愛好家からすると納得できません。
ところが、イベント発売や限定品でリリースされるカスクストレングスは、当時の味わいを思い起こさせてくれる納得いくクオリティばかり。
本当に価値のある飲みたいウイスキーです。私自身、そこまで飲み歩いている訳ではないので、年数ごとの違いは分からないのですが、この「ラガヴーリン 12年カスクストレングス シリーズ」は是非とも入手して欲しい1本です。
8年の200周年も本当に美味しかったです。共通しているか不明ですが、ラガヴーリンは限定品は納得できる傾向にあります。
ギネスフィニッシュなど、ちょっと際どいものは避けて王道のカスクで良いと思います。
07.アラン モルト 18年 旧旧ラベル
これは騙されたと思って、1本買って10〜20年保有してほしいボトルです。アランモルトの初期の18年です。当時は7,000円程度でしたが、まだ25,000円で購入できます。
ボトリングは2015年です。アラン蒸留所の創業年は1995年ですので、あら不思議。2015年から18を引くと、1997年になります。つまり、創業年から1〜2年の希少な原酒だけで構成されています。
なぜ安いかって……?それは「不味い」といわれているためです。最近になって美味しくなったと言われるアランですが、創業当時の品質は低く、今と味が異なったそうです。私自身このボトルを保有しているのですが、怖くて開ける勇気がありません。
9000本限定、海外相場では平均17,000円とちょっと微妙ですが、アラン蒸留所が今よりも有名になれば価値が上がるのでは……?と思っています。
ちなみに、こちらのボトルはバチバチに美味しいと思います。
最も美味しい原酒が選びやすい2015年ころに初期のモリソン&マッカイが選んだカスクですので、飲むなら絶対にお勧めできます。
今飲んでも良いですし、ハイプルーフなので10年後に飲んでも良いと思います。
08.クライヌリッシュ1993
Clynelish 1993
29 Year Old Carn Mor Exclusive to The Whisky Exchange
最近、妙に人気のあるクライヌリッシュです。775ポンド=125,919円という強気価格です。しかし、ほぼ30年熟成のカスクストレングスと考えると、見方によっては安い気も……?
正直、コレみた瞬間。「こんなん良くて38,000円だろ!」って思ってしまいました。クライヌリッシュってホント、急に人気が出てきて驚きます。
垢抜けない芋っぽい女の子が、「最近、雰囲気変わった?」と思った次のときには高嶺の花のようなキラキラになった感じです……。
クライヌリッシュねぇ(笑)としていたら、全く買えないほど高い相場になってしまいました。
Rare101を見ると、スプリングバンクよりは劣りますがマッカランよりは伸びしろがあるようです。日本国内や中国市場でも、いまのところあまり人気がないので欧州や北米市場が人気を牽引しているのでしょうか?
このボトル以外にも、手頃に入手できそうなカスクストレングスがあればヤフオクなどで漁ってみるのも良いと思います。ただ、オフィシャルボトルの14年は味があまり良くないので、無理してでも有名ボトラーズブランドを選んでください。
09.グレンドロナック21年
早い話、「ラベルチェンジしないかな〜」と思っています。
グレンドロナックはシングルカスクばかり集めていて、21年は2本しか持っていないのですが、そろそろラベルチェンジするのでは?と予想しています。
先日も紹介した図ですが、1994年までの原酒と、2002年からの原酒では熱源も違えば大麦も違えば、樽も違う。もはや別物のウイスキーでは?と意見したいほどです。2023年ボトリングからは、ガラッと味が変わるはずですのでラベルチェンジで「心機一転!」、そうすれば過去のボトルは必然的に価値が上がります。
こうなったらいいな〜という希望的観測です。悪いパターンですと、ラベルが以前と全く同じで見分けもつかず、年代の判別ができず相場もグダグダ、少しずつ増産というパターンです。その場合は諦めて飲みます。
10.オールド&レア リンクウッド 32年 1989
すみません、適当に選んで10本来てしまいました。
チャートを無視して「1980年代リンクウッドとか良いんじゃいかな〜?」と漠然と思っています。
ウイスキー愛好家って雑な所あって、1983年と1985年の相場差はあまり無いけれど、1989年と1991年は結構違うみたいなところがあります。
19歳と22歳、29歳と32歳みたいな感じでしょうか?とくに山崎が顕著で、1980年代になると一気に価格帯が上がります。
SNSや最近のウイスキー界隈でも、リンクウッドはジワジワと人気が出てきているので、今のモルト高騰時代に購入するのであれば、8万円を切る「1989年蒸留のリンクウッド32年」良いと思います。
お金があれば早速飲みたいですし、10年後に飲んでも良いと思います。
来年すぐ上がる!というものではないので、5年〜10年できれば20年単位でホールドする意気込みで購入するのがお勧めです。封筒に8万円を入れてタンスに仕舞うよりは良い結果になるのではないでしょうか?
ウイスキー投資、買った方が良い銘柄10選
入手可能な範囲でざっくりと選んでみました。
The Whisky ExchangeのXOPボウモアしかり、「先駆者のウイスキーマニアが輸入」→「バーやSNSで美味しいと話に出る」→「第二弾マニアが購入」→「話題になる」→「完売・転売」が最近のトレンドです。
この手のボトルはシングルカスクで、合計300〜500本前後しかリリースされないことが常ですので、初動が遅れると購入できず国内でプレ値になりやすいです。
400ポンドの新ボトルがを関税と為替手数料で7万円で購入、それをオークションで12万円で出品、といったイメージです。
話題になると7万円のボトルが、14万円以上になることもあります。SNSで有名な人がお勧めすると「2倍でも飲んでみたい!」と思う人が出てくるためです。実際に本当に美味しいと、数年経つと20万円以上にも……。といったケースがあります。
輸入&転売は酒販免許が必要ですが、自分用+1本購入して細々と転売している人がいるようです。ほんの1〜2本であれば目溢しされることもあるとは思いますが、利益が出るからと調子に乗って転売すると、あっという間に税務署からお尋ねが来てしまいますのでご注意ください。
SNSでのボトル交換であれば、等価交換?になり酒税法ではなく消費税の納付だけで済みそうな気がしますが、このあたりはイレギュラーなケースですので未知です。
とにかく勝てる秘訣は、「買って忘れる」です。
ウイスキー投資初心者の方は1〜2万円台のボトルを、中級者以上の方は10万円〜20万円台のボトル、ぜひ挑戦してみてください。
免責事項
当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。大量の酒類を個人売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。