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    『価格改定』、その値段で買えるとは限らない

    ウイスキー投資情報RBy ウイスキー投資情報R2022年4月22日
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    ウイスキーとは関係ありませんが、少々雑談にお付き合いください。
    さきほど車用品店でタイヤ交換の見積もりに行ってきました。2012年頃までは4本で18万円だったタイヤが、2020年頃に23万円になり、先ほど見積もりしたところ27万円にまで値上がりしていました。

    「すみません、4月から値上がりしたんですよ」と車屋さんに説明され、「高いですよね〜」と答えたところ、「まだ非公開ですが、原油の関係でブリジストンさんが数ヶ月以内に再び上げる可能性あります。」とアドバイスを頂きました。

    ガソリン代とオイル代も値上がりしているので、車の維持費は10年前と比べると比較にならないほど高くなっています。当時、ガソリン130円前後でETC高速道路休日1000円キャンペーンをしていたので、遠くに出かけると今の半分以下の旅費で済みました。今後、軽自動車ではない2000ccや3000ccはお金持ちしか乗れない時代になってしまいそうです。

    ウイスキーも、お金持ちしか飲めない時代になる?

    『ザ・グレンリベット 18年』は2012年に3,980円でした。
    当時のヤフオクでは、2,300円程度で落札されることもあり、炭酸水や水割りでガバガバと飲んでいたのを覚えています。現在は、14,300円まで値上がりしています。
    サントリーの『白州12年』は少し高く4,800円だったので、やや高級ですがハイボールで飲んでいました。白州10年は安物で味が薄いので避けていたほどです。

    コレは過去の自慢話でも何でもなく、今からさらに5年後、10年後の2030年頃には年数表記のあるウイスキーは高すぎて買うことができない可能性があるということです。現在の物価高騰を考えると、今のウイスキーも車のタイヤと同じように、どんどん価格改定されて1.5倍、2倍になるのは近い日だと思います。

    良心的な酒販店が多く、今現在(2022年4月)時点では販売しているウイスキーに値段を転嫁していない銘柄がまだまだ残っています。特に長期熟成の18年以上のボトルに関しては、昨日公開した手法を使って多少無理してでも今のうちにストックしておくのを強く推奨します。

    今買わないと、今後ずっと買えない

    車の維持費で物価高騰を体感したのもありますが、もう一つ銀座の酒販店でこんな会話を耳にしました。

    「いや〜、いつか1990年の生まれ年ボトルが欲しいんですよ!」と話している31歳の青年を見かけました、そのボトルは3万円弱で売られているもので、彼には少々高かったかもしれません。

    同行者が「買うなら、どう考えてもいまでしょ〜」と軽く突っ込んでいるのですが、つい「マジで今買った方が良いですよ……」と見知らぬ他人に話しかけてしまいそうでした。

    実はわたしも去年、「高いな〜」と思いつつ6万円強で買ったボトルがあります。グレンドロナック シングルカスク1990年というボトルですが、現在は海外サイトで33万円相当で販売されています。残念ながら、同一ロットはそのショップしか在庫がありません。
    これは極端な例ですが、1980年代から1990年前半のボトルは、ここ最近流通量も減り、樽の売却価格が急激に上昇しています。ボトリングされて数年前の値段で売られているようなものは、今の値段は奇跡的だと思うべきです。

    価格改定された値段で買えない

    もうひとつ「これはヤバい」と体感した実例を紹介します。
    今からたった2ヶ月前の、2022年2月22日の記事です。リアルタイムでお読み頂いた読者の方もいるのではないでしょうか。

    『ラガヴーリン16年1400円値上げ』タリスカーやモーレンジ、アードベッグも4月1日から価格改定、買い占めに?

    今回はラガヴーリン16年が通常販売価格8,800円から10,200円にまで価格改定されるなど、10%以上の値上げされる銘柄もあります。(2/22)

    ラガヴーリン16年が終売になる?
    今まで長く販売していたコアレンジのため、すぐに終売にはしないと予想しています。
    ただし、長期的に見ると16年ヴィンテージは供給が不安定になるかもしれません。 実際に8年や10年が発売されているので、そういった熟成期間が短いものを主力にしていくと考えられます。(3/2)

    ほとんど予想が的中していますが、間違っている部分もあります。
    3月2日には7,883円で在庫が潤沢にあったラガヴーリン16年は、4月1日から価格改定して『10,200円で販売される』と公表されていました。

    ところがどっこい蓋を開けてみれば、4月1日の10,200円はメーカー小売希望価格であり、まだ3週間しか経っていないのに最安値は13,800円です。
    大手酒販のフェリシティーでは、16,500円で通常販売しています。

    3月2日からまだ2ヶ月経っていませんが、販売価格が200%も上昇しています。つまり、「10%以上の値上げ」はメーカー希望小売価格でしかなく、実売価格は100%上昇しているケースもあるのです。

    また、これには重大な見落としがあり、値上げを発表した2月22日はウクライナ侵略も始まっておらず、原油も穀物も高騰しておらず、ドルも115円と現在より10%も安いです。
    穏やかな2月の発表でこの価格ですので、今後の納入価格は夏から秋にかけて更にドンドン値上げを続ける可能性が濃厚です。

    今年の春に7,800円のウイスキーが15,000円〜20,000円になっても、1本飲む分には影響は少ないですが、8万円のボトルが15〜20万円になれば投資としても大きいです。

    クライナ侵略が無ければ、もう少し穏やかな値上がりですが、食品もタイヤもお酒も侵略の影響は避けられません。業者によると、樽の値段だけでなくボトルのガラス代や輸送費など付随した材料も10%以上も値上がりしているようです。

    ここ最近、似たような記事になって申し訳ないのですが、欲しいボトルがあれば今のうちに入手してみてください。また、急激なインフレは生活にも影響があり苦しいですが、ウイスキー投資としては幸運な一面もあります。
    私の場合は、去年の夏にも高額ボトルをまとめて購入していて、早速それらが1.5~2倍になっているケースもあります。まだ市場が混乱しているタイミングですので、仕込み時といえそうです。

    ※価格推移を分析して欲しいウイスキー蒸留所やボトルがあれば、下記コメントやTwitterでお教えください。対応できる範囲でお答えしたいと思います。(ジャパニーズやスコッチなど)

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    当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。大量の酒類を個人売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。

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