今回はウイスキー投資で、「少し失敗した選び」についてです。
相変わらず、飽きずにウイスキー相場を真剣に分析しています。最近忙しい日が多く、深堀りした記事が間に合わずにすみません。
2020年の記事で、以下のボトルがお勧めと紹介しました。
サントリー ミレニアム 2000年
18年以上熟成した山崎蒸留所の原酒を中心に、白州とブレンド。
定価10,000円、2000年記念ボトル。
2020年の価格は、15,000~20,000円でした。実際に私もこのボトルはいくつか所有しています。何しろ美味しいのです!
当たり前ですが、1970~1980年代の原酒を中心にして構成されています。シングルモルトであれば、トンでもない値段ですが無名なブレンデッドウイスキーのため安価に売買されています。
一時、5万円越えの強気相場でしたが、少し落ち着き35,000円程度になっています。
サントリー 山崎 12年 ミレニアム ゴールドラベル
もう一つ、このシリーズで山崎12年があります。
実際に飲んだことがないのですが、通常の12年よりも少し美味しいとされています。
2014年にはたったの4,400円というお小遣い程度の価格でした、一度勢いが落ちたものの右肩上がりで2020年には、5万円を突破。
現在では、10万円前後で売買されています。
どっちが値上がりしたのか?
2020年にミレニアムを3本購入すれば、5万円が10万円相当になりました。
山崎12年のゴールドラベルであれば、5万円が15万円相当になりました。
個人的には山崎の18年以上の原酒を使っているミレニアムの方が味が美味しいと思っていますが、海外相場からしても知名度の高い山崎の方が値段の上昇率が高いです。
実際にジャパニーズウイスキーとして楽しむのであれば、現在15~20万円の山崎12年ミレニアムよりも、3万円前後のブレンデッドウイスキーのミレニアムの方が高品質だと思います。
2021年の5~6万円と比較すると、調整相場で下落しているので仕込み時といえるかもしれません。価値が上がらないととしても味が美味しいので許せます。ミレニアムビンテージですので、2030~2050年といった超長期で見ればほぼ100%上昇するのではないでしょうか。
一度飲んでみて欲しい銘柄のひとつです。
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