哪些威士忌值得收藏投资?绝版的日本威士忌算一个!
収集や投資の価値があるウイスキーは? 絶版のジャパニーズウイスキーも1本にカウント!
出典元:
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1743095136617708272&wfr=spider&for=pc
と題された記事が今月5日にbaiduで公開されています。
軽井沢、羽生、山崎の希少なウイスキーを勧めながら提灯記事仕立てになっています。
大きなリターンがあることを紹介しつつ、記事の後半は「Shirakawa 1958」というシングルモルトの宣伝になります。
どうやら、宝酒造が昔作っていたブレンド用の原酒のあまりのようで、それをスコットランドのトマーティン蒸留所の名義で販売しています。トマーティン蒸留所はご存知の通り、宝酒造・国分グループの参加の会社で、完全に日本の息が掛かっている英国蒸留所です。
シナリオとしてはこうです。(筆者の妄想です)
宝酒造は日本ウイスキーの高騰を羨むものの、既に国産ウイスキーからは撤退していることを悔やむ。
調べてみると自社の倉庫に、二束三文にもならないような放置した原酒があることに気がつく。ウイスキーを撤退しているのに、自社の新製品として発売するのはおかしいし、国内の宝酒造の酒類を愛飲している人にもネガティブに捉えられてしまう。
そこでグループ参加のトマーティン蒸留所の名義で、いかにも「超高級な日本の宝モノのSAKE」をイメージさせるブランディングサイトを制作する。
価格は思い切って山崎35年にぶつけて、£25,000.00=約400万円。
日本市場では全く流通していないのに、日本の最高級品として販売して、世界中に人気があるように演出をして中国人に売りつける。
こんなシナリオではないでしょうか?
味わいは特級時代の「キングウイスキー 白河12年」の延長線で、とても本場スコットランドのウイスキーと比較すると怪しい仕上がりだと思います。
キングウイスキーの白河12年は特級時代の1986年頃に発売したようですので、差し引くと1960年〜1970年代の原酒を中心として構成されているようです。この原酒を使用しているとなると、自ずと味わいは白河ウイスキーに似てくると推測できます。
実際に飲んでいないので批判はできないのですし、企業が何にどのような価格をつけるのも自由ですので、無問題ですが日本ウイスキーの暗部が見えたように思えます。
ちなみに、この記事で知ったのですが簡易的なチャートを用意できる「Whiskystats」という便利なサイトがあるようです。
オランダの企業で、WhiskyBaseからデータベースを利用して、オークション価格と連動されているようなので、人気のあるボトルの分析には役立ちそうです。
国産ウイスキーの相場は?
ついでに、WhiskystatsとRare101の国産ウイスキー相場を確認してみます。
インデックスは日本ウイスキーが、春頃から少し下っているので実際の相場に忠実かもしれません。
Rare101の方を見ると、少し下がりつつも最高値を更新しています。
おそらく構成されるインデックスの内容の違いです。
Rare101の場合は羽生蒸留所や軽井沢蒸留所の、一般人には入手が不可能なボトルで構成されています。大衆的な投資に用いられる山崎12年や18年は下落トレンドでも、山崎25年以上が崩れにくいように、本当に数量の少ない高額国産ウイスキーは下落に入ったとは言えない状況です。
ちなみにShirakawa 1958はWhiskyExchangeで販売されていますが、数量制限もなく10本以上購入できる状況です。まあ…御察しの商品です。
このような、中国人に対する超高額ウイスキー投資への誘導がチューリップ・バブルのように日本ウイスキー全体のバブル崩壊につながらないことを願っています。
むしろ「炭鉱のカナリア」のように、異常な価格の商品が増えるのは、ピークであることを告げる警告なのかもしれませんね。
免責事項
当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。ウイスキー投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。大量の酒類を個人売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。