
定価4千円で買える「国産ワイン」が10倍の4万円に超えで売買!
昨年末から「国産ウイスキー」は下落傾向ですが、ワインは上昇を続けているようです。

例えば、ドメーヌ タカヒコの「ナナツモリ ピノノワール」はVT混在でチャートを作ると2018〜2020年の1万円から、右肩上がりに上昇を続けています。現在は4万円を超える価格で落札が出てきています。

上記スクリーンショットは、2022年7月6日に「特にナナツモリのピノノワールが人気で、3本で7万円以上、4本で10万円と本格的な上昇の兆しをみせています。」と紹介したものですが、実際に去年から30%以上も上昇しています。
下値も安定しているので、バックビンテージも含め資産価値がありそうです。もう一つ、急上昇する可能性のある国産ワイン。
それは私も保有している中央葡萄酒(グレイスワイン)キュヴェ三澤です。

昨年の同じ日の記事チャートをご覧ください。
「絶望的なほどブームが来ていません」と紹介しました。局所的に昔のVTが値上がりするものの、1万円以下で叩き売りされています。
去年12月の落札履歴を見ると、その絶望的な相場が理解できます。私自身、このワインを1万5千円ほどの価格で数本購入しています。含み損が50%近くある状態です。

それが、2ヶ月経った昨日、少しだけ動きがありました。
2015年白と2012年赤が30,000円〜32,500円で落札。かなりの強気相場で落札されています。

2月始めには、3本3万円でしたので、理由の分からない急上昇です。「キュヴェ三澤」は海外でも需要があり、都内の高級な飲食店でも提供されています。生産数量は2014年ですと2474本となり、市場の新品未開封ボトルは1000本を切っている可能性が高いです。
そのため、長期的保有すれば今回のように1本3万円超えて取引されることも十分に考えられます。
突発的な3万円なのか、次からまた1万円台に戻るのか、そこは判断がつかないのですが、チェクしておいて1万円弱であれば1〜2本入手するのも面白いはずです。
ちなみに注意しなければならないのが、「キュヴェ三澤 明野 甲州」という少しラベルの違うボトルは生産本数が7,300本と多いです。どちらも良いワインだと思いますが、市場では明野が付いていないほうが価格が高いようです。
上記のナナツモリや中央葡萄酒など、国産ワインのプレミアムレンジがジワジワと上がっているので、見逃さないように注視されると良いはずです。
ワインセラーが無い場合は、サランラップなどで保護して新聞紙に包み、冷蔵庫の野菜室でも保管ができます。直射日光・高温な場所に置くと、中身が吹きこぼれて飲めなくなり、価値が下がりますのでご注意ください。
令和5年2月28日追記

落札金額にバラツキがありますが、上昇傾向にあるようです。

楽天市場などでは、取扱件数ゼロですが、店舗の独自モールではまだ探すと在庫があるようです。2017VTですが、税込18,700円であれば割安といえそうです。
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